パソコンはいらないと思う人に知って欲しいPCのメリットとデメリット

最近はスマホで何でも出来て便利な世の中になっていますよね。

疑問を持つ人
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パソコンなんて時代遅れ今はスマホで何でも出来るでしょ?

と思う人も多いはずです。

実際、スマホがあればパソコンを持って無くても、証券口座の開設からPayPayなどのキャッシュレス決済を使えば公共料金の支払いも出先で簡単に出来ます。

しかし、パソコンにはスマホには無いメリットもありますし、もちろんデメリットもあります。

今回の記事では、そうしたパソコンはいらないという論争に対して個人的に思う所があって記事にしてみました。

今回の記事でわかること

  • パソコンのメリットとデメリット
  • スマホのメリットとデメリット
  • 結局のところパソコンはいるのか?
目次

パソコンがいるという人といらないという人の意見の比較

ネットで「パソコンいらない」と検索するとパソコンが要るという人といらないの割合は半々ぐらいです。

検索結果の中には、堀江貴文ことホリエモンさんに代表される「パソコンはいらない今やスマホでなんでも完結出来る」といった類の主張の本(2020年発売)がヒットします。

反対に、「パソコンは必要でスマホだけだと心もとない」「パソコンが無いと趣味や推し活が捗らないwww」「スマホは作業効率という意味で落ちる」という意見も多く存在します。

個人的には、パソコンは必要というか不可欠(こういうブログを運営する以上は記事を書くのに必要)という立場ですが、パソコンがいらないという人の意見にも一理あるなと思わなくもありません。

確かになんの目的も無く、パソコンを持っているのは無意味だとは思いますが、スマホだけで仕事も恋愛も人間関係も事たりるという考え方には賛同しかねます。

パソコンとスマホのメリットとデメリット

パソコンとスマホのメリットとデメリットはざっと以下のような感じです。

両者の比較パソコンスマホ
メリット画面が大きく複数に配置して作業しやすい

画像や動画編集がサクサク出来る

ノートパソコンであれば携帯性もクリア

キーボードの作業効率が高い

趣味や推し活も捗るwww
携帯性が良く使う場所を選ばない

起動が素早い(機種や状態にもよる)

操作感が直感的でわかりやすい

基本的にアプリを入れたりすれば何でも出来る
デメリットある程度のスペックだと価格が高い

起動がスマホより早くなく手軽さは低い

携帯性が良いとは言えない

特にこれと言った目的の無い人には必要性を見出だせない
基本的に一つの作業につき一画面なので作業効率が悪い

何度も充電が必要になる割に使える時間は位置情報や高性能化の影響で短い

画像編集や動画編集、プログラミングなどのクリエイティブな作業は出来なくは無いが効率は悪い

画面が狭く一度に表示できる範囲が狭いので、情報収集や作業の効率は悪い

拡張性はほぼ無い

文字入力の精度と速さはパソコンよりも劣る

もっと他にもメリットとデメリットはあると思いますが、主だった物だとこんな所です。

それぞれ細かく見ていきます。

画面が大きく複数に配置して作業しやすい

パソコンのメリットとして大きいのが画面そのものが、物理的に大きく複数のウィンドウで操作出来るので作業効率がスマホとは段違いです。

スマホは基本的に一画面に対して、一つのアプリしか使えない(マルチウィンドウ機能もあるにあるが使いにくい)ので作業効率は悪い上にストレスマッハです。

画像や動画編集がサクサク出来る&キーボードの作業効率が高い

スマホで画像・動画編集をする事はアプリなどを使えば不可能ではありませんが、パソコンに比べると処理速度も落ちますし、何より画面が小さくて作業効率が悪くなります。

加えて、物理的なキーボードが無いスマホ(外付けキーボードを付ける事も可能だがそれならノートパソコンで良い)では文字を打つとなった場合には、短文ならまだしも1000文字くらいの文章をスマホのフリックで打つとなった場合は入力精度や速度共にパソコンよりも悪くなる可能性が高いです。

確かに、フリック入力の達人の人は物凄く打つのが速いですが、パソコンのキーボードの速打ち達人レベルはフリック入力のそれよりも速いです。

携帯性はお互いにどっこいどっこい

スマホは一般的に携帯性が高いのですが、最近のスマホは高性能化に伴って消費電力が増えて、充電がすぐ無くなる事もしばしばです。

なら充電すればいいやんけと思うかもしれませんが、私のように田舎に住んでいると充電スポットがおいそれとはありません。

なので、かなりシビアに充電を使い切らないようにしなければならず、これがかなりのストレスになります。

一応モバイルバッテリーを使えば、ある程度問題は解決しますが、出かけるたびにモバイルバッテリーを持ち歩くようだとスマホのメリットも半減してしまうかもしれません。

一方ノートパソコンの場合、B5サイズくらいのノートパソコンであれば、10時間くらい持つものもあり、カフェでちょっとした作業をしても、余裕でバッテリーは持ちます。

スマホは軽くて気軽に持ち運べるものの、機種にもよりますが、一般的なスマホのバッテリーは2,000〜3000mAhくらいで、一日持たせるにはギリギリです。

携帯性が良いことを考慮に入れても、カフェや職場などでスマホを使って仕事するのは厳しいです。

操作感の良さには個人差がある

スマホの直感的な操作感は素晴らしいとは思うのですが、小さいボタンやアイコンをタップする時にミスタップする事が多いのが個人的にはストレスです。

まあ、これは私の手が太めなので、あらぬ所を意図せずタップしてミスタップしているのだと思いますが、パソコンのキーボードやマウスであれば、そうしたミスはほぼ皆無です。

もちろん、スマホの操作が上手い人はそうしたスマホの操作感はメリットですが、スマホの扱いに慣れない人には、ただただストレスでしかありません。

なので、スマホの操作感の良し悪しは個人差があるという気がしてなりません。

パソコンは特に目的の無い人には不要

パソコンは何らかの目的を持つ人(例えばブログやイラストを書いたり、YouTube動画を作ったり)向けです。

なんの目的も無くパソコンを買って、ネットサーフィンするだけならスマホで充分です。

つまり、パソコンは自ら何らかのコンテンツ(それを公開するしないに関係なく)を作る生産者向けで、スマホはSNSでコメントしたりやYouTubeで動画を見たり、乗り換え案内を見たりなど、コンテンツ消費側と言えるでしょう。

価格面でもどっこいどっこい

パソコンは高いと思うかもしれませんが、エントリーモデルのノートパソコンであれば、ぶっちゃけ10万円しません。

ちなみに、世代の新しいCore i5、メモリ8GB、ストレージにSSD512GBでも10万円切るのもあります。

一方スマホは、iPhoneで高いモデルだと余裕で20万円近くします。

毎日使う事を考えれば、決して高いとは言えませんが、20万円近くの元を取るほど高価なスマホを使いこなしている人は少ないと思います。

スマホを分割払いで買っていると、気づきにくいですが、トータル(通信費を含む)で見ると結構な価格になります。

パソコンを目的を持って使う前提なら、同じ20万円近くのお値段でも、数年使う事を考えれば高すぎる事は無いと思います。

まとめ

正直まだまだ書きたい事はありますが、これだけは言っておきたいのは、パソコンであれスマホであれ、なんの目的も無くダラダラYouTube動画をみたり、SNSをチェックしたりするくらいならどちらを持っていてもたいして違いは無いと思います。

時間を潰す対象が、パソコンかスマホかの違いだけです。

それなら、持ち運びに便利で手軽に使えるスマホで事足ります。

なので、「パソコンかスマホという議論以前にそのデバイスで何すんの?」という事から考えてみるのが大事だと思います。

長くなりましたが、今回はここまでとなります。最後までこんな拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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