Bingはマイクロソフトが運営する検索エンジンで、シェア的には日本で2番手か3番手くらいの位置につけています。
なんですが、Bingで検索すると思ったような検索結果にならない事やおかしな検索結果が出る事とが、ままあります。Googleならちゃんと欲しい検索結果が得られるのになんでだろう~と思います。
そこで今回の記事では、Bingの検索エンジンがおかしい理由やGoogleとの違いについて考えてみます。
Bing検索がおかしい理由
Bing検索の検索結果がおかしいのは以前から知られていました。
例えば、数字の四十八を検索すると成人向けの検索結果が出る事があります。念のため言っておくと、最近はここまで酷くはないです。
一方Googleで検索するとそんな事はありません。私の実感ですが、Googleは検索者の意図を読む事に長けていると思う事は時々あります。
Bingは検索キーワードとタイトルの一致性を重視しているのに対して、Googleは個人が書いたブログ記事よりも法人向けやYMYL(健康やお金に関する事)、サイトの個別ページよりもサイト全体を見て検索結果を弾き出していると考えられます。
その為、検索ワードによっては検索ユーザーの意図に沿わないへんてこな検索結果が出る事があるのです。
本当の理由はこの検索エンジンを設計した人にしかわかりませんが、最近はChatGPTと連携もしており検索精度も向上しています。
BingとGoogleの検索エンジンの違い
BingとGoogleの検索エンジンの違いは先程もちらっと触れましたが、まとめると以下のようになります。
BingとGoogleは両方とも主要な検索エンジンですが、いくつかの違いがあります。
- 検索結果の表示方法: Bingはより画像や動画などのマルチメディアコンテンツに重点を置いており、検索結果ページでこれらを目立たせる傾向があります。一方、Googleはテキストベースの検索結果を重視し、情報の整理や提供に特化しています。
- 検索アルゴリズムの違い: この検索アルゴリズムは本当に細かく違いには言えませんが、おおまかに言えば、Googleは法人や被リンクを受けているページ、Bingはタイトルの一致性や滞在時間等を重視している。
- 検索結果の違い: 同じ検索クエリに対して、BingとGoogleが異なる検索結果を表示することがあります。例えば、画像検索で木村拓也(元プロ野球選手で故人の方です)さんと検索すると、イケメンの方の木村拓哉の画像の方が多くヒットします。これは漢字は違うものの、読みが同じ為このような結果になると思われます。
- サービスや機能の違い: Googleは多岐にわたるサービスを提供しており、検索エンジン以外にもGmail、Google Maps、YouTubeなど様々なサービスを展開しています。一方、Bingはマイクロソフトが提供するサービスの一つで、Bing検索を含むいくつかのサービスが提供されていますが、Googleほど幅広いサービスを提供していません。
細かい違いはあるものの、最近のBingもそこまで酷くはありませんが、やはり画像検索はGoogleに比べると精度がやや落ちるという印象です。
Bingの検索結果がおかしい時に考えたい事
特定のキーワードやフレーズを使うとBing検索が不適切な結果を表示することがあります。
これに対処するためには、類似のキーワードや異なる表現を試みることで、より適切な検索結果を得られるはずです。
また、検索エンジンが過去の検索履歴やクッキーを基に結果を表示することがあるため、ブラウザのキャッシュやクッキーを削除することで、新たな検索結果が得られる事もありますが、そのたんびにこれらの作業をするのであれば何のために検索してるのかわからなくなります。
もし検索エンジンの結果が気に入らのであれば、ChatGPTに聞くのも一つの手です。
まあ、身も蓋もない話をするとBingという検索エンジンにこだわりが無いのであれば、Bing以外の検索エンジン(要するにGoogle)を利用すれば良いです。
まとめ
私個人の意見としては、BingはGoogleともYahooとも違う独特な検索エンジンという印象です。
お遊びの意味でいろんな検索ワードを打って楽しむならともかく、今すぐ正確な情報が欲しいのに、「そうじゃないんだよ!!」「そんな意図で検索した訳じゃ無いのに」という事になったら、ちょっとイラッとします。
今後、連携しているChatGPTの力が加わる事でBingがどのような変化を遂げるのかわかりませんが、Googleを技術的にもシェア的にも上回るようになるのは、相当先の話になるのではと思います。