Amazonは返品対応がしっかりしている事で有名です。
規定通りに返品手続きすれば、全額返金してくれる事も珍しくありません。
しかし、届いた商品を開封済みだった場合どうなのかというのは意外と知られていません。
なので今回はAmazonの返品方法と条件を詳しく解説します。
Amazonでは未開封なら自己都合でも全額返金
まず、結論からいうとAmazon(マーケットプレイスを含む)では未開封なら一部の商品を除き自己都合でも全額返金が可能になっています。
なので、以下のような理由でも未開封なら返金可能です。
もちろん理由いかんに関わらず、全額返金可能で商品代金を返金してくれる、神サービスです。
これが可能なのは、再販が可能だからだそうですが、返金処理だけでもひと手間なはずなので、こうしたサービスが可能なのはさすが、GAFAMの一角と言われるだけはあります。
返品・返金不可な商品は?
基本的には、多くの商品で客都合での返品対応してくれるAmazonですが、一部例外もあります。
この返品対象外の商品は随時更新されており、今日(2023年12月8日)現在だと以下の通りです。
※返品理由が明らかな不具合や注文した商品と違うなどの場合は返品に応じてもらえます。
全額返金・返品の条件とは
商品以外にも以下に該当する場合は返品不可です。
ファッション関連の商品の場合、色違いまたはサイズ違いの別商品との交換が可能な場合もあります。
返品手続きは商品到着後30日以内に行う必要があります。
では開封済みとなっていた場合はどうなる?
では開封済みとなっていた場合はどうなるのでしょうか。
まずAmazonが考える開封済みの状態は以下の通りです。
このような状態が開封済みとされ、返金額は50%となります。
Amazonの商品はAmazonのロゴが入ったダンボール箱に入った状態で届きます。
その箱を開けたくらいで開封済みとはならず、中の商品の外装パッケージを剥がした時点でアウトと思った方が良さそうです。
ちなみに、開封・未開封に関わらず、配送料・手数料およびギフトラッピング料は返金されません。
返金までの日数と返金方法
返金までの日数と返金方法は以下の表の通りです。
決済方法 | 返金日数 | 返金方法 |
---|---|---|
クレジット | 返品商品到着後 1~3日 | Amazonギフトカード・クレジットカードへの返金 |
代金引換(客都合での返品は不可) | 返品商品到着後 1~3週 | Amazonギフトカード |
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー | 返品商品到着後 1~3日 | Amazonギフトカード |
携帯決済(客都合での返品は不可) | 返品商品到着後 1~3日 | 購入時に使った携帯決済サービス事業者を介して返金 |
ペイディ | 返品商品到着後 1~3日 | ペイディを介して返金 |
ペイペイ | 返品商品到着後 1日 | ペイペイを介した返金 |
Amazonギフトカード | 返品商品到着後 1~2日 | Amazonギフトカード残高に返金 |
Amazonポイント | 返品商品到着後 1~3日 | Amazonポイント |
パートナーポイントプログラム | 返品商品到着後 3~5日 | Oki Dokiポイント(JCB)の残高に戻されます。 |
返品を申し込む手順と方法
返品までの手順と方法は以下の通りです。
自分が返品する商品の返品条件を確認
自分が返品しようとしている商品を先程紹介した、自己都合で返品出来ない商品のリストやAmazon公式のページを見て確かめましょう。
その上で、Amazonのトップページから注文履歴を呼び出します。
Amazonの注文履歴から商品を選択
Amazonの注文履歴から商品を選択すると、以下の画面が表示されます。
そうすると、返品理由を選択するプルダウンが表示され、具体的な理由を記入するコメント欄があるので、そこに200字以内で理由を書いて次に進みます。
ちなみに、商品を選択していないもしくは、返品対象ではない商品の場合、次に進むボタンが押せるようにはなりません。
後は、画面に表示される手順に従って返送方法を選択し、返送手続きを開始のボタンをクリックすると、返送用のラベルと箱の中に同梱するラベルが発行されます。
返送する商品の発送
返送用のラベルが発行されたら、返送する箱にラベルを貼り付けて、箱の中に同梱するラベルを入れます。
※ヤマト運輸で集荷してもらったり、ヤマト運輸の営業所に持ち込んだり、宅配ロッカーのPUDOを使う場合は、ラベルを箱に貼る必要はありません。
返送に使う運送業者はどうする?
自分の都合で返品する場合は、返送料がお客様負担の場合、商品は元払いでご返送ください。
不具合による返品・交換などの返送料がAmazon.co.jp負担の場合は、着払いで返送出来ます。
着払いでの返送は、日本郵便株式会社(ゆうパックのみ)、ヤマト運輸株式会社、佐川急便のいずれかの方法で返送する必要があります。
もし、上記の配送業者以外を利用して着払いで返送した場合は、Amazonでは受領できず、返送扱いとなり、配送業者から配送料金(当初の着払い料金及び返送料金)が請求される事もあるので注意しましょう。
まあ、上記の3社であれば、どの地域にもあるはずなので、この点はさほど問題にはならないはずです。
後は、傷がつかないように丁寧に梱包して、集荷してもらうか自分で持ち込むかして発送するだけです。
Amazonの返品に関するよくある質問
- Q1.amazonの返品で開封済みはバレれますか?
A. 結論からいうと、かなりの高確率でバレる可能性が高いと思います。どんなに丁寧に開封したとしても、開封したというのはAmazon側が見れば高確率でバレます。
そうなると、悪質な客という判定をされて、今後Amazonでの通販の利用がしにくくなる事もあるので、気をつけましょう。
- Q2.プリンターが無くてラベルを印刷出来ないんだけど
A. プリンターが無くてラベルを印刷できない場合は、商品が送られてきた時の既存のラベルを使って返送します。その際に、注文履歴で返品リクエストした際に表示される、番号をメモして箱に同梱しましょう。
- Q3.商品到着日から30日以内を越えると返品出来ないの?
A. 出来ません。商品到着日から30日を越えると返品が出来なくなるので、もし返品をしたいなら早めにした方が良いです。
まとめ
Amazonの返品に関してまとめると
Amazonは自己都合でも、全額返金・返品を受け付けてくれる良心的なサービスを展開していますが、それを良いことに、ちょっと気に入らないだけでも返品するのはやめましょう。
あくまでも、常識の範囲内で使う事を心がけましょう。