パソコンの初期設定はケーズデンキではやってくれないの?

パソコンの初期設定は初心者の人にとっては意外に高いハードルです。

人によっては丸一日掛かるなんて事もあります。

そこで活用したいのが、家電量販店のパソコンの初期設定サービスです。

今回は、ケーズデンキを例にパソコンの初期設定のサービスの有無やその内容について解説します。

この記事の主な結論

  • ケーズデンキにはパソコンの初期設定サービスは無い
  • もしパソコンの初期設定サービスが必要なら他の家電量販店に行くか専門の業者に依頼を
  • ネットなどで調べればある程度は自分で出来る
目次

ケーズデンキにはパソコンの初期設定サービスは無い

いきなり望みを打ち砕くようで申し訳ないですが、ケーズデンキにはパソコンの初期設定サービスは公式には存在しません。

しかし、各店舗ごとに有料でパソコンの初期設定サービスがあります。

こればっかりは、各店舗ごと対応が異なる為、店舗に問い合わせるしかありません。

初期設定ではありませんが、ケーズデンキのオンラインショップでも5年間(商品によって異なる、再延長不可)の延長保証はあるので、故障等が起きたらそちらで対応して貰うのは可能だと思います。

延長保証の概要

ケーズデンキが公式に行っている延長保証は以下のような物です。

  • 保証期間中の修理回数の制限は無し。※ ただし、1回の修理見積金額が購入金額を超過する場合は、修理をキャンセルし、購入金額を限度額として代替品への交換が行われて保証終了。
  • 修理費の自己負担は無い。※ ただし、破損、消耗品の交換など、保証対象外の修理代は有料です。
  • 保証期間は5年(メーカー保証1年+延長保証4年)、と3年(メーカー保証1年+延長保証2年)があり、購入価格が5万円以上だと5年、1万円以上5万円未満だと3年になります。

公式にはパソコンの初期設定サービスは無いが店舗ごとにはあるかも

一部情報だと、出前パックというものがあるらしいですが、私が調査した所公式ページのどこにも存在しませんでした。

実際こうしたツイートがありました。

これが出前パックの事を指しているのかは定かではありませんし、今も行っているサービス(出前パックらしき初期設定サービスの投稿は一番新しい物でも2019年)なのかはわかりませんでした。

もしかしたら、店舗ごとにこうしたパソコンの初期設定サービスを行っている可能性はあります。

料金はそれこそ店舗によって異なりますが、複数の初期設定をまとめて行って貰うと数万円(出張費込み)くらいは見ておいた方が良いと思います

なので、一度最寄りのケーズデンキに聞いてみる事をおすすめします。

ケーズデンキが無理なら他の家電量販店か専門の業者に依頼

ケーズデンキが駄目なら他の家電量販店(エディオンとかヤマダ電機)にお願いする事も検討しても良いと思いますが、他の家電量販店でもケーズデンキと同等の金額は掛かると見た方が良いでしょう。

主な家電量販店のサービス体系と料金は以下の通りです。

  • エディオン:訪問設定サポートエンジョイご安心サポート、料金はフレッツ光とインターネット接続サービスの設定も込みで1万4700円(税込)です。
  • ヤマダ電機:安心会員価格4400円(税込)、一般価格 5500円(税込)ですが、様々な設定などを諸々行うと数万円はいくかも。
  • ヨドバシカメラ:様々なメニューの中から選択する方式。初期設定に絞ると、1万8700円~の訪問PCスタートパック。
  • ビックカメラグループ(ソフマップとコジマを含む):くらし応援11というサービスがあり、料金はもろもろやって貰うとなると、数万円はします。

専門の業者に依頼する

家電量販店以外ではパソコンの初期設定を専門の業者に依頼する方法もあります。

様々な業者がありますが、代表的なのがPC DELIGHTというサービスがあります。

最も安いのが、初期設定パックAの6900円、中間なのが初期設定パックBの9900円、最も高いのが初期設定パックCの1万2900円です。

初期設定パックAは、OSの初期設定、オフィスの設定など数項目のみ、初期設定パックBはリカバリーディスクの作成や古いパソコンからの設定移行以外は対応しており、初期設定パックCは全てに対応しています。

別途オプションで、メール設定、ソフトのインストール、ユーザーアカウントの追加などもしてくれます。

もちろん全て税込価格です。

自分で初期設定をする場合

こうしたお金を払うのがもったいないという人は、自分で初期設定をする事も出来ます。

というより、余程特殊な設定をするのでもなければ、大概の初期設定は自分で出来ます。

私は今まで買ったパソコンでこの手の初期設定サービスを利用した事は一度も無く、全部自分で初期設定をしました。

具体的な設定方法はここでは、詳しく解説しませんが概ね以下のような流れです。

ここではWindowsの大まかな設定方法を解説します。

  1. 電源の接続と起動:
    • パソコンを電源に接続(ノートパソコンならACアダプターで接続)し、電源ボタンを押してパソコンを起動します。
  2. 言語と地域の設定:
    • パソコンが起動したら、言語や地域の設定を行います。
  3. ユーザーアカウントの作成:
    • OSの設定ウィザードに従って、ユーザーアカウントを作成します。任意のユーザー名とパスワードを設定します。
  4. インターネットの接続:
    • インターネットの設定を行います。有線LANやWi-Fiなどの接続方法を選択し、必要な情報を入力します。多くの場合、ルーターなどのパスコードを入力すると接続(事前にインターネットの開設が必要)が完了します。
  5. アップデートの実行:
    • 必要ならOSやプリインストールされているソフトのアップデートを実行します。
  6. セキュリティソフトの設定:
    • インターネット接続を行う場合は、セキュリティソフトウェアをインストールし、必要な設定を行います。個人レベルで使うのであれば、WindowsDefenderで充分な場合が多いです。
  7. 必要なソフトのインストール:
    • パソコンには、作業や娯楽に使用するために必要なソフトをインストールします。例えば、オフィスソフト、ウェブブラウザ、メールソフトなどです。
  8. ファイルのバックアップ:
    • 重要なデータや設定は、定期的にバックアップしておくことが重要です。具体的にはUSBポートからケーブル経由で外付けHDD(SSD)やUSBメモリなどにバックアップします。
  9. デバイスの設定:
    • プリンターや外部デバイスなど、接続するデバイスがある場合は、必要な設定を行います。

まとめ

ケーズデンキに限らずパソコンの初期設定は意外に躓きがちで、時間も手間も掛かりますが、家電量販店や専門の業者に依頼する事で、時間を節約する事も可能です。

しかし、多くの基本的な設定はグーグル先生(検索)に聞けば大概はわかるので、今後トラブルが発生しても自分で対処出来るようにするという意味でも、自分で初期設定をしてみるというのもありだと思います。

それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。

目次