オンラインゲームなどをプレイする前や、プレイ中のゲームのアップデートなどで重たいファイル(数十GB単位)をダウンロードする時に、時間が掛かり無操作状態になって、PCが勝手にスリープモードに入ってダウンロードが停止されて最初からになってしまいます。
そうなると、かなり時間の無駄になってしまいます。
そこで、PCを無駄にスリープさせずに長時間ダウンロードをしつつ、なるべく消費電力を抑える方法を紹介します。
PCが勝手にスリープモードに入らないようにするには
結論から言うと、PCが勝手にスリープモードに入らないようにするには、電源オプションの設定を変更する必要があります。
使っているOSがWindows10か11かで若干設定方法は異なりますが、やっている事はほぼ同じです。
Windows10の場合
Windows10の場合は、「設定」→「電源とスリープ」→「スリープ」でPCがスリープに入るまでの時間を設定出来ます。
その中のプルダウンの中から、「なし」を選択すると無操作状態でも勝手にスリープモードに入る事はありません。
ノートパソコンの場合はバッテリー駆動時の時と電源接続時の2つの項目がありますが、バッテリー駆動時にスリープモードを解除してしまうと、機種やバッテリーの状態によってはバッテリーが尽きて電源が落ちてしまうので、長くても2時間くらいに設定しておくと良いでしょう。
ただ、スリープモードに入っただけでは、どれだけ画面を暗くしてもディスプレイは付いたままで、無駄な電気を使う事になるので、先程のスリープモードの設定の上にある、「ディスプレイの電源を切る」という項目でディスプレイの電源が落ちるまでの時間を短くしておくと無駄な電力を消費せずに済みます。
ディスプレイが暗くなっていると、スリープに入っているのではと思ってしまいますが、実際にはディスプレイが暗くなっているだけなので、バックグラウンドで行っているダウンロードが中断される事はありません。
Windows11
Windows11でのスリープ設定も、基本的にはWindows10と同じですが、設定画面自体の配置などが異なるので、設定画面まで辿り着くまで少し手間取ります。
ここからは画像も交えつつ解説します。
1.デスクトップ下のWindowsロゴ(状態によっては異なりますがデスクトップ下の真ん中付近にあるはずです)をクリックします。
2.するとたくさんアイコンが出てきますが、その中から歯車のようなアイコンをクリックします。
3.左側メニューの中からシステムをクリックします。
4.右側の項目を少しスクロールすると「電源とバッテリー」という項目があるのでそこをクリックします。
5.右側の電源とバッテリーの項目を少しスクロールすると、画面とスリープがあるのでそこをクリックします。
6.すると、Windows10の時と同じような設定画面が開き、スリープの所のプルダウンが表示されるので、同じように設定します。ディスプレイの電源を切るのも同じ要領です。
7.ここまで手順を踏むのが面倒い人は、2の所の上の検索ボックスで「スリープ」と入力すれば、左側の検索結果の上の方に「電源、スリープおよびバッテリー設定」の項目が表示されるのでそこをクリックすれば一発で設定画面に飛べます。
身も蓋もない話をすれば、この方法が一番最短です。
まとめ
スリープモードしないのは、ダウンロードを途中で止めない為には有効ですが、セキュリティ的な面や電気代の面から見たら、決しておすすめできる設定ではありません。
なので、ダウンロード等が終わったら、設定を元に戻す事をおすすめします。
それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。