最近の日本の夏は異常に暑く、うだるような暑さに悩むのは人間だけではなく、PCも同様です。
ある意味、PCは人間以上に熱がりさんだったりします。
その為、エアコンを掛けて室温を下げるというのは効果的ですが、日々上がる電気代を考えるとおいそれとエアコンを掛けていいものか悩むのも事実です。
そこで、今回の記事では真夏にPCを使うのにエアコンは必要か否かにについて解説します。
エアコン無い部屋でパソコンを使うのはやめとけ
真夏にエアコンを掛けるかどうかを考える前に、そもそも部屋にエアコンが無ければその選択肢自体が無くなるので、部屋にエアコンが無いという環境で真夏にパソコンを使うのはやめといた方が良いです。
仮に、エアコンが無い部屋にパソコンを置いとくだけでも、内部に熱が溜まってパソコンの寿命を縮める可能性があります。
なので、エアコンの無い部屋でパソコンを使うのは、自分にとってもパソコンにとっても良くないので、やめておきましょう。
冷房を掛けるかどうかは行う作業によって考える
天気予報などで、30℃以上になるのであれば、エアコンを掛けるという一定の基準を設けるのも良いですが、自分が寒がりだったり、エアコンの風が苦手だったりすると、なかなかエアコンのスイッチをオンには出来ない物です。
外の気温を基準にして、エアコンを掛けるかどうかを考える前に、自分がパソコンでどんな作業をメインにするのかも考えてみましょう。
ゲーミングPCやゲーム用途だとエアコンがないとヤバい
PCの使用用途がゲームや動画・画像の編集の場合は、エアコンが無いと真夏を乗り切るのは難しいでしょう。
特にゲームは、PCのメインパーツのCPUやグラボに負荷を掛けて、発熱を促してしまうので、ゲームをする事前提ならエアコンは必須です。
一般的に、PCを使う場合の室内の適正温度は5~35℃と言われていますが、主な用途が前述のような物だと、30℃以下にはしておきたい所です。
とはいえ、エアコンの設定温度を20℃以下に設定すると、今度は人間様が寒い思いをするので、エアコンの設定温度は25℃~28℃にするのが、体感気温的にもPCの健康的にも、そして電気代的にもベストでしょう。
軽い作業ならエアコンに頼る必要は無し
ゲームや動画・画像の編集などをほとんどしない、もしくは全くしないのであれば、パソコンによっては、エアコンは必ずしも必要はありませんし、付けるとしても温度は28℃くらいで充分です。
しかし、自分が熱中症になっては本末転倒なので、自分が暑さに耐えられんとなった場合は迷わずエアコンを付けましょう。
エアコンを付ける前に行いたいPCの掃除
意外と忘れられがちなのが、PCの掃除です。
いくらエアコンで室温を下げても、PCの内部にホコリが溜まっていたり、排気口付近がホコリだらけでは効果も半減してしまいます。
それを防ぐ為にも、真夏を迎える前にPCの掃除をしておく事をおすすめします。
具体的な方法などは、以下の記事をご覧いただければと思いますが主なポイント以下の通りです。
これらを行うだけでも、内部の空気の流れが良くなり、冷却効果が増すので、真夏になる前に掃除しとくと、熱暴走を未然に防止できます。
まとめ
真夏にPCを快適に使いたいのであれば、エアコンを掛けて室内の気温を下げるというのは大事な事です。
とはいえ、電気代も高くなっている事を考えれば、PCをこまめに掃除してエアコンに頼り過ぎないという事も考えてもいいと思います。
それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。