Office professional plusが使えなくなったけどどういう事なの?

いつものようにOffice professional plusを使っていたら、突然使えなくなったという報告や投稿がSNSやツイートなどであります。

今回の記事では、このOffice professional plusが使えなくなるという現象の原因と対策を考えて見たいと思います。

この記事の主な結論

  • Office professional plusは企業向けのライセンス
  • このOffice professional plusを個人が使うのはライセンス違反
  • Office professional plusが使えなくなったらアンインストールを検討すべし
目次

Office professional plusは企業向けのライセンス

結論から言うと、ヤフオクとかYahooショッピングで売っているOffice professional plusというのは、企業向けのライセンスです。

これは、マイクロソフトが企業向けに販売したライセンスで個人が家庭向けに使うのは厳密に言えば、違反となります。

何故こうしたライセンスが一般に出回るのか

こうしたOffice professional plusの企業向けライセンスは、いわゆるVLライセンスと呼ばれる物ですが、何故こうしたライセンスが通販サイトで出回っているかは少し闇の深い話になります。

この辺の顛末は以前の記事でも書いたので、ここでは詳細は省きますが、簡単に言うと業者が企業で使われなかった大量にOffice professional plusのライセンスを買って、販売しているのです。

こうした企業向けライセンスを使い続けるとある日突然使えなくなる

ヤフオクなどで販売しているOffice professional plusそれ自体は普通に使えてしまう事も多いのですが、ある日突然使えなくなる事があります。

何故このような事が起きるのかと言うと、元々企業向けに発行されたライセンスは、その企業がライセンスを更新せずに利用をやめたりすれば、それに紐付けられたライセンスは使えなくなります。

なので、突然Office professional plusが使えなくなったなどのトラブルが起きます。

こうしたトラブルにはマイクロソフト公式も注意喚起しています。

Office professional plusが使えなくなった時の対処法

Office professional plusが使えなくなった時の対処法としては速攻でアンインストールというのが最適解だと思います。

というのもこうした、企業向けOffice professional plusや非公式なライセンスのOfficeを使うと以下のようなリスクがあるからです。

  • ウィルス感染の可能性がある
  • 個人情報が抜かれ続ける
  • 怪しい広告がもれなく届く

といった可能性があるかもしれないので、Office professional plusが使えなくなったという状況に遭遇したら、速攻でアンインストールして、ウィルススキャンをしてみる事をおすすめします。

正規品では無い製品の見分け方

ヤフオクや通販サイトで以下のようなOffice製品に遭遇したら買わない方が無難です。

  • 購入するとメールなどで送られてくる
  • 個人向けには流通していないはずのProfessional Plusエディションである
  • 他国言語版(論外)になっている

購入するとメールでプロダクトキーが送られてくるのは、この手のOfficeソフトやOSソフトの通販サイトで一番多いパターンです。

このパターンは異常に価格が安い(物によっては数百円)のが特徴です。

個人向けには流通していない、Professional Plusは企業向けなので個人向けとして使うのは、マイクロソフトの規約に違反しているので、突然使えなくなっても文句は言えません。

Officeを買ったら他国言語だったなんてパターンも意外にあるので注意が必要です。

まとめ:ネット通販で売ってる怪しいOfficeには手を出すな

Officeを使っていたら、突然使えなくなったという話はけっこうあります。

実際マイクロソフトが本気を出せばこうした、通販サイトでの激安Officeソフトを駆逐する事は不可能では無いと思います。

今は見逃されていたとしても、今後もそうだとは限りません。

なので早めにこうしたOfficeソフトはアンインストールして、マイクロソフトの正規品のOfficeを買うのが自分の為だしマイクロソフトの為(笑)です。

何より、こうした安いOfficeを買って、いつライセンスが止められるかビクビクしながら使うのは精神衛生上良く無いです。

それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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