ノートPCの充電を行う上で、注意すべきなのが充電アダプターのワット数です。
何故ならノートPCが求めるワット数に対して、アダプターからの供給ワット数が足りないと低速充電状態となってしまい、満充電までに時間が掛かったり、逆に充電が減るなんて事もあります。
そこで今回の記事では、ノートPCの充電ワット数を手軽に確認する方法を紹介します。
手軽に充電ワット数を確認する方法3選
充電ワット数を確認する方法はいくつかありますが、手軽さという点では以下の3つだと思います。
ノートPC付属のACアダプターを確認する
おそらくノートPC付属のACアダプターを確認するのが、一番手っ取り早いです。
※ここで言う付属のACアダプターは新品購入時の物です
ACアダプターの表面に、ワット数が書いてあれば、それが一時間あたりのノートPCの消費ワット数という事になります。
もしワット数が書いて無い場合は、裏面のシールや表記を見てみましょう。
すると、V(電圧)とA(電流)が記載されているはずです。
例えば、V(電圧)が10VでA(電流)が3.50Aだった場合は、10V×3.50A=35W(ワット)となります。
大抵はこの方法で、充電ワット数を確認する事が出来るはずです。
メーカー公式の仕様を確認する
より正確にワット数を知りたいならば、Googleなどで「使用しているノートPCの機種名+ワット数もしくは消費電力」で検索するとヒットします。
ちなみに、私が使っているThinkPad E585だと40Wでした。
ただし、古い機種だと公式サイトの中にも仕様データが存在していない可能性もあるので、必ずワット数がわかるとは限らないのが難点です。
ワットチェッカーを使ってみる
市販の以下のようなワットチェッカーを使えば、ノートPCはもちろんあらゆるワット数が手軽に確認出来ます。
より正確なワット数が知りたいのであれば、ワットチェッカーがおすすめです。
ノートPCの電気代ってどれくらい?
ノートPCのワット数の平均は、22W~30Wですが、これはある程度負荷が掛かっている場合で、あまり作業をしていない状態だと、これよりは少なくなります。
これを元に考えると、仮にノートPCを10時間使い、ある程度作業をした場合を元に考えると1日あたりの電気代は以下のようになります。
25W(0.025)×10時間×電気料金単価(31円/Wh)=7.75円
※全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として示している価格は、1kWhあたり「31円(税込)」です。
となると一月あたり、7.75円×30=232.5円、年単位だと2790円くらいとなります。
とはいえ、これはワット数を25Wで計算し、電気料金単価もあくまでも目安の料金なので、各電力会社によっても異なる上に、各家庭の契約アンペアも違うので参考程度にお考えください。
余程、一日に長時間ノートPCを起動していたり、重たい作業を連続して行っている場合を除けば、実際には、これよりも少なくなる可能性が高いです。
細かい、PCの電気代などについては、以下の記事をご覧ください。
まとめ
ノートPCのワット数を知る事は、詳細な電気代を知る上でとても大事な事です。
是非とも、ワット数を自分で調べて、電気代の節約などに活かしてください。
それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。