ノートパソコンスタンドを使うとキーボードが打ちにくい問題を何とかしたい

デスクにノートパソコンの冷却台やスタンドを置いて使うと、腕を伸ばすような状態になって、その状態でノートパソコンのキーボードを打とうとすると腕が疲れたり、肩が凝ったりします。

そんな時は、外付けキーボードを使えば良いよという声もありますが、本当なのでしょうか?

かれこれノートパソコン+外付けキーボードを10年以上愛用している私の経験を元に考察したいと思います。

今回の記事の主な結論

  • 外付けキーボードを使えば確かに肩こりなどは改善される可能性はある(ただし条件付き)
  • いちばん大事なのはデスクの奥行き
  • 一番ベストなのはノートパソコンを使わずにデスクトップパソコンを使う方法
目次

そもそも何でノートパソコンスタンドを使うと腱鞘炎になったりするのか

ノートパソコンのスタンドは、目線とノートパソコンのディスプレイを合わせる為です。

ノートパソコンを下に見ると、自然と猫背になって姿勢が悪くなって身体に良いことはありません。

かと言って、ノートパソコンのスタンドを使って目線を合わせると今度は、キーボードを打つのに腕を少し上げて打つような姿勢になって、手首に負担が掛かって腱鞘炎になったり肩こりになったりする訳です。

せっかく、猫背や姿勢を矯正の為にスタンドを買ったのに、逆に肩こりになったり腱鞘炎になるという本末転倒な事が起きます。

ノートパソコンスタンドを使う場合外付けキーボードが必要なのか?

では、ノートパソコンのキーボードを直接打つのではなく、手前に外付けのキーボードが必要だという意見もあります。

私はノートパソコンの前に外付けキーボードを置いて使っており、ノートパソコンはデスクでは無く、地べたにノートパソコンの冷却台を置いて、その上にノートパソコンを置く形を取っています。

ちなみに、私が使っているのはロジクール製の外付けキーボードK230というタイプで、コンパクトなのにテンキー付きなので重宝しています。

じゃあ、ノートパソコンスタンド+外付けキーボードで問題解決かというと、そうでもありません。

私のように地べたに近い位置で、外付けキーボードを置いて使うのであれば、目線もある程度合いますし、腕や肩や手首もそれ程疲れません(ただし寝っ転がってキーボードを打つので姿勢は悪いまま)。

外付けキーボードの置き方やサイズ、デスクの奥行きなどがベストマッチしないと、肩こりや腱鞘炎などの根本的な解決には繋がらないと思います。

とはいえ、外付けキーボードが必要か不要かと言えば、必要なのではというのが個人的な意見です。

ノートパソコンスタンドを使いつつ外付けキーボードを使うならデスクと椅子選びが全て

もし、ノートパソコンスタンドを使いつつ外付けキーボードを使うのであれば、デスクサイズに注意しましょう。

というのも、ノートパソコンをスタンドに載せてデスクに置き、その手前に外付けキーボードを置くと余程デスクの奥行きが無い限り、腕を浮かせて外付けキーボードを打つ羽目になり、逆に腕が疲れるという事になります。

具体的には、パソコンデスクの奥行きが80cmくらいあれば、ノートパソコンスタンドを使いつつ外付けキーボードを使っても、腕が疲れにくい状態になります。

アマゾンで検索するとAlebertの電動式昇降デスクがヒットしました。

価格は2万8800円で、これより安い物もあるとは思いますが、昇降式という点で他よりも優位性があります。

デスクも大事ですが、椅子も重要で、なるべく高さやリクライニングが調製出来るタイプの椅子が望ましいです。

デスクトップパソコンの方が本当はベスト

今回ノートパソコンをスタンドに載せて、外付けキーボードで入力する場合、なかなかスタンドの角度調製などが難しく、どうしてもキーボードが打ちにくいという事案が発生しがちです。

それなら、いっそデスクトップパソコンを買ってしまうというのも、一つの方法だと思います。

どうしても、生活環境上難しいという人も居るとは思いますが、デスクトップパソコンであれば、大きなモニターと高い処理能力で作業が捗る事でしょう。

まとめ

パソコンで作業をする以上は、キーボードを打つという動作はどうしても避けられません。

その上で、ノートパソコンをスタンドで使ってモニターと目線を合わせながら、外付けキーボードで快適なキーボード入力を手に入れましょう。

もちろん、自分にあわないと思ったら、無理に外付けキーボードを使う必要はありません。

大事なのは、打ちにくいキーボードをおさらばして、身体への負担を少しでも減らす事です。

是非、今回の記事を参考にして、自分に合うノートパソコンスタンドとデスクを見つけてください。

それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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