ノートパソコンを使っていると、新品の頃と比べてバッテリーの減りがなんだか早いなという事はありませんか。
この記事では、そんな時に試して欲しい対処法をいくつか紹介しているので参考にしてみてください。
ノートパソコンのバッテリーの減りが早い原因
ノートパソコンのバッテリーの減りが早い原因はいくつかありますが、使い方に起因する場合は以下の通りです。
画面が明るいままだと、バッテリーの減りが早くなるというのは感覚的にはわかりやすいと思いますが、ソフトを複数起動したままというのは意外とやりがちな事です。
画面を暗くするには、Fnキーと太陽かライトのマークのマイナスキーの同時押しをしましょう。
例えば、ネットサーフィンをしていてブラウザで複数のタブを開きまくっているだけでもバッテリーの消費は激しくなります。
電源が確保出来ない状態では、今現在使う必要の無いソフト以外は閉じておきましょう。
また、席を少し離れる時はスリーブや休止状態をこまめに使いましょう。
これらの原因は、ノートパソコンの使い方に原因がある物ですが、こうした使い方をしてもバッテリーそのものの寿命はあまり減りません。
バッテリー自体の寿命が来ている場合
ノートパソコンのバッテリーには当然寿命があります。
一般的には、ノートパソコンのバッテリーの寿命は2年~3年(使用状況によって異なる)くらいで、どんなに使い方に気を使っていてもバッテリーの寿命はいつか来る物です。
そうなると、満充電なのにすぐにバッテリーが減ってしまい、電源が無いと1時間ももたない場合もあります。
こうなると、バッテリー交換かノートパソコンそのものを買い替えるという事態になります。
バッテリー自体の寿命を伸ばす方法
バッテリー自体の寿命を伸ばす方法は主に以下の通りです。
ノートパソコンのバッテリーを充電しながら使用するのはNG
バッテリーを長持ちさせるには、満充電や過放電状態にするのはNGです。
バッテリーの残量が常に100%じゃないと落ち着かない(私がそうです)という気持ちはわかりますが、満充電状態で充電し続けるのは、バッテリーが劣化する要因としてある意味一番多いです。
これは、ノートパソコンのバッテリー自体が充電で熱を持つので、充電したままだとさらに劣化が早まるからです。
バッテリーの過放電にも注意
ノートパソコンを頻繁に使っているのであれば、バッテリー状態が0%なるまで放置するという事はあまり考えにくいですが、普段あまり使わないノートパソコンだと知らないうちに過放電状態になっています。
そうなると、バッテリーが劣化している事が考えられるので、注意が必要です。
ノートパソコンのバッテリーを20%~80%に保つ方法
ノートパソコンのバッテリーは100%まで充電するのでは無く、80%くらいがベストです。
なので、充電はなるべく80%くらいに留めましょう。
機種によっては、バッテリー状態を80%に保てるタイプもあります。
そうした機能が無い場合は、少し面倒ですが常にバッテリー状態に気をくばって、バッテリーが100%に近づいたら放電して、80%くらいに意図的に減らすなどの対策が必要です。
高音過ぎたり低温過ぎるのもNG
バッテリーは高温過ぎるのもダメですし、寒すぎるのもダメです。
一般的には、ノートパソコンのバッテリーの素材である、リチウムイオンバッテリーは-20~45℃くらいが目安になっています。
低温過ぎるというのは、あまり無いかもしれませんが、高温だと真夏の猛暑日なら45℃のラインに近づく事が考えられます。
そうなると、人間がしんどいのと同様にバッテリーもしんどいです。
つまり、人間が快適に過ごせる環境がノートパソコンのバッテリーにとっても快適なのです。
なので、猛暑日などは我慢せずエアコンを掛ける、寒すぎる日は暖房をつけるなどして、人間と共にノートパソコンも快適に過ごせるように配慮しましょう。
まとめ
ノートパソコンのバッテリー減りが早い時は、バッテリーの使い方に問題がある場合がほとんどです。
普段からどんな普通にノートパソコンを使っているかを考えて、充電したバッテリーをなるべく減らさないように努力したり、バッテリー自体の寿命も使い方一つでのばせます。
そうした、事を試して是非ノートパソコンのバッテリーと上手に付き合っていきましょう。
それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。