ノートパソコンでGPUを使ってくれない場合の対処法3選

せっかくノートパソコンにGPU(単体グラボ)を積んでいるのに、いざゲームなどをしようと思っても、システムがなかなかGPUを使ってくれないので、宝の持ち腐れになってしまってるなんて人も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、ノートパソコンでなかなかシステムがGPUを使ってくれない時に試したい方法を紹介します。

この記事の主な結論

  • GPUを手動で有効化するには設定が必要
  • ドライバの更新で直る事もある
目次

ノートパソコンのGPUが使われない場合の対処法

ノートパソコンのGPUが使われない場合に試したい対処法は主に以下の通りです。

  • グラボのドライバを更新してみる
  • Windowsのグラフィック設定を変更してみる
  • 各グラボの設定画面で設定する

※ なお今回紹介する方法は自己責任になるので最終的にはご自身の判断で行って下さい。

以下の方法を試して何らかの不具合が生じても当方としては責任を負いかねます。

グラボのドライバを更新してみる

グラボのドライバの更新で案外直る事もあります。

今使っている、GPUに対応した最新のドライバをインストールします。

もしGPUがわからに場合は、以下の方法で確認出来ます。

  • 1.「Win」+「R」を同時に押して、「dxdiag」を入力して「Enter」を押してください。
  • 2.「ディスプレイ」タブを選択して、デバイス欄でメーカーを確認します。

GPUの型番がわかったら、主にGPUを作っているNVIDIAAMDのサイトにアクセスして、自分のノートパソコンに対応したGPUのドライバを案内に従ってダウンロードしてインストールします。

各GPUの設定変更画面で設定変更してみる

通常、単体のGPUは消費電力を抑える為に、使用状況に応じて自動的に切り替わります。

しかし、何らかの理由でゲーム中に内蔵のGPUが使われないなんて事が起きます。

それを回避する為に、手動で内蔵GPUをオンにします。

今回はNVIDIAを例に方法を紹介します。

  1. デスクトップ上の「何もない所」で右クリックし、表示されたメニューから「その他のオプションを確認」をクリックします。表示されたメニューから「NVIDIA コントロール パネル」をクリックします。
  2. 「 NVIDIA コントロールパネル 」 が表示されます。
    画面左側の「3D設定の管理」をクリックし、「グローバル設定」タブをクリックします。
  3. 「優先グラフィックス プロセッサ」下の「ボックス」をクリックします。
    表示されたメニューから「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」、「統合型グラフィックス」どちらかをクリックして、適用をクリックします。
    ※ 通常は消費電力の関係から「自動選択」になっています。

Windowsの設定を変更してみる

Windowsの設定を変更して、ソフト毎にGPUの設定を行う方法もあります。

  1. デスクトップの何もない所で右クリックして「ディスプレイ設定」をクリックします。
  2. 「グラフィックの設定」をクリックします。
  3. 「参照」をクリックして、専用GPUを使用したいプログラムの実行ファイル(.exeの拡張子)を選択します。
  4. 追加プログラムの「オプション」をクリックします。
  5. オプションの中にグラフィックの基本設定があるので、単体のGPUを選択して保存

ノートパソコンがGPUを使ってくれないまとめ

ノートパソコンにせっかくGPUが積んであるのに、肝心のゲームの際にGPUが使われなかったら意味がないので、ゲームプレイ中にタスクマネージャーなどを見て単体GPUが使われていないようなら、今回の記事の方法を試してみて下さい。

それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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