ノートパソコンのキーボードで「+(プラス)」を打つ時にテンキーが無い場合に、「どうやってプラスを打てばいいんだ?」と思ったことはありませんか?
表計算ソフトなどを使う時には、プラスを頻繁に使用するので知っておいて損はありません。
プラス以外の「ー(マイナス)」「✕(掛ける)」「÷(割る)」などの記号の出し方も知っておくと役立ちます。
そこで今回の記事では、プラスなどの各種記号の出し方とその活用法を紹介します。
キーボードのプラスキーはどこにある?
キーボードのプラスキーは平仮名の「れ」のキーです。
赤く囲った中の「け」の左にある「れ」が見えると思いますが、この「れ」を押しただけでは+(プラス)は表示されず、;(セミコロン)が入力されてしまいます。
プラスを打つにはShift(ソフトによってはCtrl)+「れ」のキーを押す必要があります。
テンキーについてるノートパソコンであれば、「+」を押せば入力できるのでテンキーがあるならそれが一番楽です。
マイナスや割ると掛けるを打つ方法
ー(マイナス)は、ほのキー(0の右隣)を打つだけです。
×(掛ける・アスタリスク)は以下のようにかけると打って変換します。
関数などで入力する場合は、テンキーがあればそのまま「*」を打てば良いですが、無い場合はアスタリスクと打って変換するしかありません。
÷(割る)の場合も割ると打って変換して出す方法しかありません。
こちらの場合も関数や計算で使う場合はテンキーがあれば、/(スラッシュ)で代用できます。
キー入力を覚えておくと便利な作業
こうしたショートカットキー的な入力方法を覚えておくと、様々な場面で役立ちます。
特に、+(プラス)とー(マイナス)だけは覚えておくと何かと便利です。
例えば、画像や文書を拡大・縮小したい時にプラスキーとマイナスキーの入力方法を知っておけば、いちいちマウスを移動させて操作する手間が省けます。
ブラウザや画像などのソフトやプログラムで、拡大・縮小したい場合は、ShiftではなくCtrlを押す必要がある点には注意しましょう。
ちなみに、拡大・縮小したのを元に戻したい場合は、「Ctrl+0のキー」押すとすぐに元に戻せます。
それ以外の記号の入力方法
プラス・マイナス・割る・掛ける以外の記号キーもほとんど同じ要領で入力できる場合が多いです。
記号・読み方・入力方法の一覧を表にまとめたので参考にしてみてください。
記号 | 読み方 | 入力方法 |
---|---|---|
“ | ダブルクオーテーション | shift + 2 |
# | シャープ | shift + 3 |
$ | ドル | shift + 4 |
% | パーセント | shift + 5 |
& | アンド | shift + 6 |
‘ | シングルクオーテーション | shift + 7 |
( | 左括弧(バーレン) | shift + 8 |
) | 右括弧(バーレン) | shift + 9 |
[ | 大括弧(ブラケット) | 「@」の右隣り |
] | 大括弧閉じ(ブラケット) | 「@」の右下 |
{ | 中括弧(ブレース) | shift + |
} | 中括弧閉じ(ブレース) | shift + |
< | 小なり(レスザン) | shift + ね |
> | 大なり(グレーターザン) | shift + る |
^ | カレット | へ |
~ | チルダ | shift + へ |
¥ | 円マーク | ¥ 全角で入力 |
| | 垂直バー | shift + ¥ |
\ | バックスラッシュ(円マークと意味は同じ) | ¥ 半角で入力 |
/ | スラッシュ | め |
, | カンマ | る |
. | ピリオド | ね |
! | エクストラメーション | shift + 1 |
? | クエスチョンマーク | shift + め |
。 | 読点 | る 全角で入力 |
、 | 句点 | ね 全角で入力 |
… | 三点リーダー | 。。。を変換(Windows) option + ;(Mac) |
@ | アットマーク | 「せ」の右 |
` | バッククオート | shift + @ |
: | コロン | け |
; | セミコロン | れ |
* | アスタリスク | shift + け |
+ | プラス | shift + れ |
– | マイナス | ほ |
= | イコール | shift + ほ |
_ | アンダーバー | shift + ろ |
中にはあまり使わない、`(バッククオート)は今までの人生で一度も使ったことは無いはずです。
全角ハイフンと全角マイナスは似てるけど違う
よく混同しがちなのが、-(全角ハイフン)とー(全角マイナス)は似てるけど違います。
よーーく見ると全角マイナスの方が長いのがわかると思います。
ちなみに、—(全角ハイフン)の入力方法はWindowsの場合はAltを押しながら0151と入力、Macの場合はshift+option+”-“と入力すると打てます。
ただ、入力まで一瞬間があるので、ー(全角マイナス)で代用しても良いでしょう。
そもそも、そんなに使うことも無いと思うので、こういう入力方法があるんだくらいに思って貰えればいいです。
単語登録という手はあるけど
よく使う記号などは、変換ソフトに単語登録しておくと便利です。
手順は以下の通りです。
こうした単語登録も便利ですが、筆者が使っているGoogle日本語入力であれば、多く使う単語や分節が予め上の方に来る仕様になっているので、Google日本語入力を使うのも1つの手です。
まとめ
+(プラス)などの記号は、エクセルなどの表計算や文章を頻繁に書くのでもなければ、それ程使う頻度は高くないと思いますが、いざ入力したい時に思うように入力できないと、地味にストレスです。
なので、今回の記事を参考にして記号を素早く打てるようになると、作業の効率が目に見えてアップすると思います。
それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。