一体型PCはパソコン部分が一体化している部類のPCですが、その大きくて綺麗な液晶モニターをノートPCやセパレート型のデスクトップPCの外部モニターとして使わない手はありません。
そこで今回の記事では、一体型PCを外部モニターとして使う方法をいくつか紹介します。
一体型PCを外部モニターとして使うには外部出力用ポートが必要
結論から言うと、一体型PCを外部モニターとして使うには、HDMIもしくはDisplay Portの出力用ポートが必要です。
※入力用ポートでは無い点には注意
これらがあれば、ノートPCなどのサブモニターとして一体型PCを使う事が出来ます。
HDMIやDisplay Portのケーブルは、100均にも売っている場合もあるので、入手の難易度は低いはずです。
しかし、ただケーブルを繋いだだけでは、外部モニターとして使う事は出来ません。
機種によっては、一体型PCに付いてるボタンを押して入力切替を押して、外部モニターを表示する必要がある場合があります。
詳しくは、機種名+外部モニターなどの検索ワードで検索すると、ヒットするのでその案内に沿って接続すれば、故障でも無い限りは外部モニターとして使うのはさほど難しくありません。
HDMIかDisplay Portの出力用ポートが無い場合はどうする?
問題は、一体型PCにHDMIかDisplay Portの出力用ポート出力用ポートが無い場合です。
この場合は、市販の以下のような変換器を使う必要があります。
これを、一体型PCのUSBポートに挿して、HDMIケーブルなどと接続してノートPCやデスクトップPCと繋いで出力できます。
ただ、この変換器自体が結構高いのでその点は少しネックになるかもしれません。
拡張モードとミラーリングモードを使い分ける事が出来る
前述の変換器の場合だと、拡張モード(複数のモニター一枚として使う)、ミラーリングモード(同じ画面を複製する)の2つのモードが使えるという魅力はあります。
一体型PCをサブモニターとして使うのであれば、拡張モードで使う方がその性能を発揮出来ます。
というのも、ミラーリングモードで使う場合だと、接続元のPCの画面解像度に引っ張られます。
仮に、接続元の解像度が「1920×1080」だった場合、一体型PCに映し出される解像度も「1920×1080」となってしまい、一体型PCの元の解像度がこれより大きかった場合、かなりもったいない事になります。
一体型PCが壊れているとモニターとしては使用できない
言うまでも無く、一体型PCが壊れていた場合モニターとして使用する事は不可能です。
今回紹介した方法は、あくまでも一体型PCが生きているという事が前提になる方法です。
まとめ
最近の一体型PCは、画面も大きく解像度も高い上に、液晶パネルの質自体も高いので、電源を切ったまま放置しておくのはもったいないです。
是非とも今回紹介した方法で、一体型PCのモニターを有効利用してみてください。
それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。