とっさにメモをとるときや画像を保存しておくのに便利なGoogle Keepですが、今そのシステムにとある危険性があると噂されていることをご存じですか?
そんな危険性なんか知らないという人には、この記事で紹介している情報をご覧になってください。きっと今よりもっと安全に便利にGoogle Keepを使いこなせることでしょう。
Google Keepに危険性があるか徹底公開
Google Keepにはアカウントデータの依存性が高いという危険性があります。アカウントにログインできなかったり、誤って削除したりすると復旧が難しくなる欠点があります。
例えばGoogleでは2025年現在アカウントデータの肥大化を抑えるために、一定期間利用されていないアカウントデータを削除する対策を行っています。そのため、万が一Google Keepに頻繁にアクセスしないけど、たまに確認の意味で閲覧するくらいの頻度のデータを保存しているとします。そして仮に閲覧していない間にGoogleでアカウントデータの削除が行われた場合、データが復旧できなくなります。
したがって、Google Keepにデータを保存しておくときは頻繁にログインするアカウントを使いましょう。
パスワードが盗難された場合の危険性について
Google Keepは、googleアカウントの依存性が高いため、パスワードが盗難されると重要なデータが全て第三者に見られてしまう危険性があります。したがってリスクを分散させるためにも、重要なデータはGoogle Keepではなく紙に書いて保存するなどの対策をしたほうがいいでしょう。
パスワードが盗難されたかどうか確認する方法
Google Keepを使っているアカウントは、盗難にあったかどうかを確認する術が無い点がさらに危険性を高めていると言えます。厳密に言えばダークウェブというサイトに自身のアカウント情報が登録されれば、盗難にあっている可能性を予知できますが、ダークウェブにも全ての盗難アカウントが掲載されるわけではありません。したがって、アカウント倒産のリスクを避けるためにも定期的にパスワードを変更してください。
さらに、Googleアカウントには二段階認証システムが搭載されており、パスワードを解析されにくくするサービスも提供しています。特に初期設定の人は二段階認証を設定するだけでもセキュリティレベルを大きく向上できるのでぜひ設定しておきましょう。
Google Keepにアプリをロックする機能はないの?
Google Keepには一切パスワードロックなどの機能がないため、第三者によるデータ盗難の危険性が指摘されています。Googleにあるようなアドオンを使って機能を追加することもできないので、心配な人はスマホやパソコンのロック機能を使ってください。
特にパソコンでGoogle Keepを使っている人は、スクリーンセーバーのパスワード入力が面倒だからと画面ロックを使わずに放置する人が多い傾向にあります。したがって、家などのプライベートな空間以外で使うときは必ず画面ロックやスクリーンセーバーを使ってください。
メモの共有設定に要注意?
Google Keepを使っている人は、メモの共有設定に注意してください。共有設定とは対象のメモを閲覧したり編集したりできる人を設定するもので、デフォルトでは全てのメモの共有設定がロックされています。したがって、設定がそのままなら他人にメモ内容を閲覧されることはありません。しかし、仮にメモを共有設定にしたことを忘れ、そのまま後で他人に見られたくない情報を記載した場合は意図せぬ形でその情報を閲覧されてしまいます。
したがって、重要なデータを書き込む時はメモの共有設定を見直してください。
Google Keepがサービス終了する危険性とは
仮にGoogle Keepがサービスを終了した場合、メモに保存したデータは全て閲覧も編集もできなくなります。一見するとgoogleほどの大手がサービスを終了するのかと疑問に思う人もいるでしょう。しかし、Googleは過去にいくつものサービスを開始すると共に、終了したサービスも沢山存在します。既に2028年にGooglechromeアプリのサービス終了が発表されており、新規開発されたprogressiveWebAppsへの移行を推奨しています。
端末の置き忘れに対するリスクを把握しておこう
Google Keepを使う人は、端末を置き忘れたことで第三者に内容を閲覧されてしまう危険性を理解してください。よくある事例が職場で空き時間にプライベートの情報をGoogle Keepに書き込み、そのままスマホを放置して同僚に見られてしまう事故です。見た人に悪意がなくても、放置されたスマホやパソコンは自然と画面を見てしまう人が多いので、Google Keepに書き込んだら必ずアプリを終了するように癖をつけておきましょう。また、電車内でGoogle Keepを使う予定のある人は、のぞき見防止のフィルターを端末の画面に張るなどしたほうが良いでしょう。
Google Keepのアーカイブ機能を使ってみよう
Google Keepのアーカイブ機能とは、保存したメモを圧縮して一時的に見られなくする方法です。Google Keepのアーカイブ自体にデータ盗難の危険性を低くする機能はありませんが、アーカイブにしておくことでデータ整理をしやすくできるメリットがあります。
例えば使うか使わないか判断に迷うメモを一度アーカイブ機能で圧縮しておき、時間が経過して完全に必要なくなったら削除するといったときに便利な機能です。アーカイブしておけば間違って削除することもありませんし、後日メモを整理するときにこのメモの中身なんだっけ?と再度確認する手間を無くすことが可能です。
メモをアーカイブする方法とは
Google Keepのアーカイブ機能を使うには、アーカイブしておきたいメモを開き右上のメニューからアーカイブを選択してください。アーカイブを解除するには再度アーカイブされたメモを開き、メニューの中からアーカイブ解除をタップするだけです。また、メニュー画面からアーカイブされたメモの一覧も閲覧できるので、一度に複数のアーカイブを解除したいときに利用しましょう。
まとめ
Google Keepはアカウントやパスワードの盗難で、中の機密情報を第三者に閲覧されてしまう危険性があります。したがってGoogle Keepを利用するときは、googleアカウントのパスワードが強固なものになっていることと、Google Keepのサービス終了が発表されていないかを定期的に確認してください。仮にサービス終了が発表されている場合、規定の時期までにバックアップを取っておかないとデータが閲覧できなくなる危険性があります。
