Gmailの『続行するには追加の対応が必要です』エラーが表示された場合の対処法と確認方法

Gmailを使っていると、「続行するには追加の対応が必要です」などと言う謎のエラーを吐く事があります。

今回はその解決方法をなるべくわかりやすく簡潔に示したいと思います。

今回の記事でわかること

  • Gmailを使っていると続行するには追加の対応が必要ですと表示される理由
  • この問題の対処法

1. Gmailエラー「続行するには追加の対応が必要です」とは?

Gmailのエラー「続行するには追加の対応が必要です」は、通常、Googleが不審なアクセスを検知したり、セキュリティリスクを感知した際に、ユーザーのアクセスを制限するために表示されます。

これはユーザーのセキュリティを保護するための措置であり、パスワードなどの追加対応が必要になる可能性があります。

このGmailの挙動は毎日数百万件の不正なログイン試行からユーザーを守ってくれるので、面倒なだと思ってもきちんと対処する事が大切です。

まして、Googleの様々サービスを使っているならなおさらです。

続行するには追加の対応が必要ですのエラーが表示されたら

このエラーが表示された場合の対応として以下を試してみましょう:

  • パスワードの変更: セキュリティを強化するために、強力なパスワードを使用し定期的に変更しましょう。
  • アカウントのセキュリティ確認: Googleアカウントのセキュリティ設定を確認し、見に覚えがアクセスがないかチェックしましょう。
  • 2段階認証の有効化: アカウントへの不正アクセスを防ぐために、2段階認証を有効にすることを検討してください。

以上の対応を行うことで、ユーザーのGmailアカウントのセキュリティを強化すると不正アクセスのリスクを減らせます。

2. エラーの原因として考えられること

「続行するには追加の対応が必要です」エラーが表示される主な原因は、不審なログイン試行、アカウントへのアクセス許可の変更、およびセキュリティ設定の変更です。これらの要因がトリガーとなり、ユーザーのアクセスが一時的に制限されることがあります。

事前に設定したGoogleアカウントのアクセス許可が変更された際にも、Gmailへのアクセス制限が発生することがあります。

例えば、あるユーザーが特定の地域から通常と異なるデバイス(普段はパソコンでアクセスしてるのにスマホでアクセスした場合など)でGmailにログインしようとしたとします。

この場合、Googleは不審なログイン試行として検知し、アカウントのセキュリティを保護するために「続行するには追加の対応が必要です」というエラーを表示する可能性があります。

このエラーが表示されたら以下の点を確認しましょう:

  • アカウント活動の確認: アカウントの活動を定期的に確認し、見に覚えが無い行動を見つけた場合は速やかに前述した対処してください。
  • セキュリティ設定の確認: アカウントのセキュリティ設定を定期的に確認し、不審な変更がないかを確認しましょう。
  • ログインの確認: ログイン時には信頼できるデバイスと場所から行うようにし、不審なログイン試行を避けるようにしましょう。

これらの対策を取ることで、エラーを回避し、セキュリティを強化することが可能です。

それでもエラーが解決できない場合や疑念が残る場合は、Googleのサポートに連絡して指示を仰いだ方が良いでしょう。

3. 安全なGmailの利用方法

Gmailを安全に利用するためには、強力なパスワードの使用、定期的なパスワード変更、不審なリンクや添付ファイルに対する警戒が重要です。

強力なパスワードを使用しない場合、ハッカーは簡単に推測可能なパスワードを使用してアカウントに侵入する可能性があります。

銀行口座の暗証番号を推測されないような番号にするようにGoogleアカウントも管理しないと後で大変な事になります。

あまり無いとは思いますが、自分が作ったYouTubeアカウントが乗っ取られるなんて事もあり得ます。

また、不審なリンクや添付ファイルを開くと、マルウェアやフィッシング攻撃により個人情報が盗まれるリスクが高まります。

見に覚えが無いメールを開かないのは、もちろんですが、あまりにも怪しいURLなどは安易にクリックしないようにしましょう。

Gmailで続行するには追加の対応が必要ですのエラーに関するよくある質問

Q1: 「強力なパスワードって具体的にどのようなものを指すのですか?」

A1: 強力なパスワードとは、大文字小文字の英字、数字、特殊文字(例: !@#$%^&*)を組み合わせた複雑な文字列です。

例えば、「P@ssw0rd!」や「Str0ngP@ss!」のようなパスワードは強力なものです。パスワードは推測されにくく、他の人が簡単に推測できないようにする必要があります。

とはいえ、覚えにくいパスワードにすると忘れる可能性もあるので、ウェブブラウザに覚えさせるか、メモ帳などのファイルに保存しておくと良いでしょう。

Q2: 「定期的なパスワード変更は本当に必要なのでしょうか?」

A2: 定期的なパスワード変更は、セキュリティを維持するために有効な手段です。

定期的な変更により、古いパスワードが漏洩した場合でも、悪意のある第三者がアカウントにアクセスするリスクを軽減できます。

推奨される頻度は3〜6ヶ月ごとですが、上記の方法を使って頻繁に変える事をおすすめします。

Q3: 「不審なリンクや添付ファイルを避けるための具体的な方法はありますか?」

A3: 不審なリンクや添付ファイルを避けるためには、まず信頼できる差出人からのメールのみを開くようにしましょう。

不審なメールのリンクをクリックする前に、リンク先のURLを確認し、公式なサイトであるかを確認しましょう。似たようなURLでもよく見ると違ったりしますし、.jp/.com/.netといったように後につくドメインによっても変わるので注意が必要です。

また、添付ファイルを開く前に差出人の確認を行い、必要だとは思えない添付ファイルは開かないようにしましょう。

まとめ

Gmailに限らず不正アクセスの脅威はすぐそこに迫っているか、気づかないうちに不正アクセスを受けている事も考えられます。

自分のアカウントは、常に危機にさらされている、という事を肝に銘じる事こそが一番大事なのだと個人的には思います。

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