クラウドストレージを買い切りで買うメリットとデメリットについて考えてみた

オンライン接続で使うクラウドストレージサービスはその便利さの反面、無料の枠もありますが、本格的にバックアップを取りたいとなると、有料課金でサブスクリプション契約をする事になります。

月額だと1000円前後~となる場合が多く、サブスク契約を解除しない限り、年間で1万2000円、10年で10万円、20年で20万円といった具合にお金を払う事になります。

ましてデータ量が増えれば、その分上位版にアップグレードするので、月額課金は増える事はあっても減る可能性は低いはずです。

そうした意味で、買い切り型のクラウドストレージサービスも検討するべきです。

そこで今回の記事では、買い切り型のクラウドストレージのメリットとデメリットについて考えて見ようと思います。

今回の記事でわかること

  • 買い切り型のクラウドストレージサービスのメリット
  • 買い切り型のクラウドストレージの注意点
  • 代表的な買い切り型のクラウドストレージ
目次

買い切り型クラウドストレージのメリット

買い切り型クラウドストレージは、一度買ったら後からお金を払う必要が無い点や、バックアップしたデータがほぼ失われないという点が代表的なメリットです。

例えば、スイス発の買い切り型クラウドストレージのpCloudでは、一括払いをした場合、生涯(99年)契約で最安の500GBプランで199ドル(日本円で2万9741円くらい)となります。

これが安いか高いかは人次第でしょうが、月額課金のサブスクリプションサービス契約だと、2年ちょっとで元が取れる計算です。

ちなみに、個人向けでもっとも高い10TBプランだと、1190ドル(日本円で17万7851円くらい)となります。

10TBであれば、よほど重たい動画を大量にバックアップしない限りは、生涯契約だったとしても、使い切れるかどうかは怪しいぐらいの量です。

つまり、長くクラウドストレージを使う前提なら、買い切り型の方がコスパが良いと言えます。

また、一度買ったらほぼ永続的に使用権があるというのも、サブスク契約が切れたらデータが吹っ飛ぶ危険性のあるサブスク契約とは違うメリットです。

買い切り型クラウドストレージのデメリット

買い切り型クラウドストレージは、ストレージ容量の制限、データのバックアップや復元・検索が手間というデメリットが存在します。

買い切り型クラウドストレージでは、一定の容量制限が設けられるのが一般的です。

もし、容量の上限に達した場合、そうなると上位のプランに乗り換えたり、他のサービスを検討も必要でしょう。

また、データ量が多い場合や長期間の保存を考える際には、いざデータを復元しようとした時に、お目当てのファイルが見つけられないという可能性があります。

数十年に渡り多くのファイルを溜め込むと、なかなかファイルが見つからないというのは、クラウドストレージサービスでありがちな事で、上手に目的のファイルを検索する術を持っておく必要もあるでしょう。

買い切り型クラウドストレージでは、データのバックアップや復元に手間がかかる上に、自己管理型の場合、定期的なバックアップ作業やデータの復元に関する手続きをユーザー自ら行う必要があります。

そうなると、目的のファイルを復元するだけで日が暮れてしまう事になりかねません。

こう考えると、買い切り型のクラウドストレージのメリット・デメリットはコインの表裏のように表裏一体です。

ざっとメリットとデメリットをまとめると以下の表のようになります。

メリットデメリット
買い切り型長期的にみてコスパが良い

サービス停止によるデータ消失のリスクが低い

データを一元管理出来る
復元に手間がかかる

サポートが手厚いとは限らない

預けられるデータは無限ではない
サブスク型分散管理する事でデータ損失のリスクを減らす

サービスが気に入らなければすぐに辞められる

上手に使えば節約になる
長期的に見るとコスパが良いとは言えない

セキュリティ面で不安がある

分散管理するとかえって管理の手間が増える

買い切り型クラウドストレージの選び方

適切な買い切り型クラウドストレージを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

といっても、実質的に買い切り型のクラウドストレージサービスを日本向けに展開しているのは、

の2つだけです。どちらも一定のサポートはあるものの、海外のサービスなので完全に日本語対応しているかと言われれば、怪しい点もあります。

ここでは、どちらがおすすめとは言いにくいですが、買い切り型クラウドストレージと検索して出てくるのは前者のpCloudの方です。

それを理解した上で、選び方のポイントをあげると以下のようになります。

  1. 自身のデータ容量の見積もり
  2. セキュリティ対策とプライバシー保護の確認
  3. ソフトウェア機能と管理と復元の手間

この中で一番重要なのが、自身のデータ容量の見積もりでしょう。

何故かと言うと、自分が預けるであろうデータ容量がわからなければ、どのプランが最適なのかわからないからです。

少なく見積もって、少ない容量にすると後で容量を増やしたい時に追加のお金を払ったりする必要が生じて、買い切り型クラウドストレージの利点が活かせなくなるからです。

逆に容量を多く見積もって、個人向けで最上位のプランを契約すると思ったよりもデータを使わず、何だかもったいない気になってしまいます。

買い切り型のクラウドストレージサービスに関するよくある質問

Q1: 買い切り型クラウドストレージとサブスク型の違いは何ですか?

A1: 買い切り型クラウドストレージは、一度の支払いでサービスを永続的に利用できるサービスです。

一方、サブスク型は、月額や年額など定期的な支払いが必要です。

買い切り型は、長期的にはコストメリットがありますが、ストレージ容量や機能更新に関しては制約がある場合があります。

Q2: 買い切り型クラウドストレージを選ぶ際の注意点は?

A2: 適切な買い切り型クラウドストレージを選ぶ際には、以下の点に注意が必要です。

  • データ容量の見積もり:自身のデータ容量を見積もり、それに合ったストレージを選ぶことが重要です。
  • セキュリティとプライバシー:サービスのセキュリティ対策やプライバシー保護がしっかりしているかを確認しましょう。
  • ソフトウェア機能と更新管理:提供される機能やソフトウェアのバージョン管理が適切かどうかをチェックだけはしておく事をおすすめします。

Q3: 買い切り型クラウドストレージを活用する上でのメリットは何ですか?

A3: 買い切り型クラウドストレージの活用には次のようなメリットがあります。

  • データの永続的な所有権:支払い後、データの所有権が永続的にユーザーに属します。
  • 一括支払いによるコストメリット:長期的な利用だと月額支払いより経済的です。
  • セキュリティの自己管理:セキュリティやプライバシーの管理が自己責任で行えるため、安全性を高められます。ただし、自己責任となる為、データの管理や復元は自分で行う必要はあります。
まとめ

買い切り型クラウドストレージはまだまだ、日の浅いサービスで代表的所も少ない上に、海外のサービスだったりと日本人が手を出すのには少し敷居が高いのは事実です。

しかし、サブスク型サービスではなく、買い切り型の方が良いという人は間違いなく存在し、今後需要が増える可能性は高いと個人的には思います。

やはり大事なデータを無料のクラウドストレージサービスに預けるというのは怖いですからねwww

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