様々な情報を提供してくれるChatGPTですが、これだけ賢い作りになっていると、もしかしたら勉強も教えてくれるのではなんて思いませんか？そこでこの記事では、ChatGPTで実践できる勉強方法を紹介しています。また、面白い活用方法がないかも調べてみたので、その調査結果も含めてご覧ください。
ChatGPTで英会話を学べるか実践してみた
ChatGPTでは入力したものを英文や英会話で返信してもらうことが可能なので、疑似的に英会話をすることが可能です。ただし、ChatGPTに自身の英会話のレベルを伝えないと、最初から流暢な英会話をしようとしてくる点に注意しましょう。ChatGPTに自身の英会話レベルを最も明確に伝える方法は、ヨーロッパ言語共通参照枠と呼ばれるCEFRのクラスを伝えることです。
例えばCEFRのクラスをAと伝えれば、自己紹介程度の英語ならできることを伝えることができますし、Cと伝えれば母国語のように英会話ができることをChatGPTに伝えられます。なお、実際に英会話のテストを受験する必要はなく、ChatGPTに英会話のレベルを正確に伝えることが重要です。
ChatGPTに自身の英会話レベルを伝えて勉強する方法
ChatGPTと英会話するときは、まずプロンプトの入力画面にI want to have a conversation with myself, whose CEFR for English is Aと入力してください。これでCEFRがAの自分と英会話してほしいことをChatGPTに伝えられます。実際に音声で英会話するには、端末のマイク機能を使う必要があるので、マイクを接続して準備ができたらChatGPTのプロンプト右下にあるマイクボタンを押して英会話してみてください。
ChatGPTを使ったロールプレイ英会話とは
ChatGPTでは英会話をロールプレイ方式で行うことができます。やり方は、英会話ロールプレイとプロンプトに入力するだけです。するとどういう場面での英会話をしたいのかChatGPTから聞かれるので、プロンプトでさらに指定してあげましょう。このChatGPTによる英会話ロールプレイの利点は、英会話の内容が間違っているとChatGPTからその場でその間違いを指摘してくれるところです。
そのため、リアルタイムに英語力をあげられるとユーザーから非常に好評です。一方でマイクの性能が悪いとChatGPTによる音声認識の精度も悪くなるので、集音声の高いマイクを使って静かな場所でやったほうがいいでしょう。
ChatGPTを使ったおすすめのロールプレイシチュエーション
ChatGPTでとにかく英会話のスキルアップがしたい人の中には、どういったロールプレイがおすすめなのか分からないこともあるでしょう。そこでシチュエーションを限定してみる方法をおすすめします。例えば海外のレストランに行く予定の人は、レストランでの注文方法のロールプレイ英会話をしてみるのはいかがでしょうか。
また、海外でタクシー移動を検討している人は、タクシーで行先をドライバーに伝えるシチュエーションを試してみましょう。
まとめ
ChatGPTで英会話の勉強をするときは、ロールプレイ英会話を実践するのが一番おすすめです。英語を使うシチュエーションを限定しているため、勉強範囲を限定できる上に、即戦力なるような英会話を簡単に学べるメリットがあります。ただし、ChatGPTで英会話を勉強するときは、自身の英会話レベルをCEFRで伝えてChatGPTに会話のレベルを合わせてもらうことが重要です。
