ChatGPTに画像生成機能が追加されて以降様々な人がChatGPTを利用するようになりましたが、画像生成ができないトラブルに遭っている人が多数いるようです。
そこでこの記事ではChatGPTの画像生成方法を紹介すると共にできない原因や対処方法も紹介しています。AIをいまいち使いこなせていない人もぜひ御覧になってください。
ChatGPTで画像生成できないときの原因
ChatGPTで画像生成できない理由の中で一番多い原因は、アカウントにログインしていないことです。ChatGPTは専用のアカウントを作るか、紐づけしているアカウントでログインしてください。特に紐づけしたアカウントは、使用しているアカウントにエラーがあるなどログイン障害が発生しているとChatGPTにもログインできない場合があります。
一番ありそうな原因はGoogleアカウントに別の端末でログインした場合に発生するトラブルです。例えばGoogleアカウントに二段階認証を設定している場合、ログインしようとしてもワンタイムパスワードなどが入力されるまでログインできません。したがってGoogleアカウントの現在の状態を確認した上でChatGPTを利用しましょう。
画像生成の制限にかかった?
ChatGPTで画像生成できないときは、回数制限にかかっていないかを確認してください。24時間で3回画像生成をした場合は、プロンプトに入力しても画像生成ができない旨のメッセージが表示されるはずです。再度画像生成を依頼するには24時間以上経過する必要があるので、時間をおいて画像生成してみましょう。
ただし、画像生成の依頼回数が全体的に多くサーバーに負荷がかかっているときは、回数制限が解除されない場合があります。その際は、ゴールデンタイムなどの混雑しやすい時間帯を避けて再度ChatGPTの画像生成をしてみてください。
ChatGPTの画像生成でできないこと
ChatGPTでは暴力的な表現と成人向けコンテンツと実在の人間をネタにした画像と差別的な表現をネタにした画像を生成することができません。特に差別的な表現は日本国内では問題ない表現でも、海外の言葉や絵で表現すると法律違反になるジャンルは画像生成することができません。例えばFワードがその代表例で、攻撃的な表現力の強い画像生成は依頼しないように注意しましょう。
また、成人向けコンテンツの中でも年齢の幼い人のセンシティブな画像は特に制約が多いため、ChatGPTで画像生成はできないと考えたほうがいいでしょう。もしこれらの対処方法があるとしたら、制限の少ない画像生成システムを利用することです。少なくともChatGPTで生成コンテンツの制限がない画像生成はできません。
モデル名確認方法とは
ChatGPTの画像生成システムにはそれぞれモデル名があり、画像生成できるのはDALL-E-3とGpt-4oと4oimageGenerationの3つです。モデル名の確認方法は、プロンプト入力欄の右に書かれており、ここで切り替えることもできます。単純な画像はDALL-E-3でも生成できますが、複雑なコンテンツはChatGPTの4oimageGenerationでなければ画像生成できないと考えておきましょう。
特にグラフを認識した上での画像生成は、モデルの古いChatGPTの画像生成ではできないので、そういった事態になったときの対処方法は、ChatGPTのモデルを変更することを覚えておきましょう。
プロンプトを確認してみよう
ChatGPTはプロンプトと呼ばれるテキスト命令で、画像生成する仕組みなので、プロンプトが正しくないと画像生成できないです。例えば皆さんは海の画像が欲しくて、青い画像を生成してほしいとプロンプトに入力したとします。しかし、ChatGPTの画像生成は青い鳥の画像を生成してしまいました。この事例のように漠然としたプロンプトは、ChatGPTが自分で作ってほしいと思われる画像を生成するので、希望通りの画像生成ができないです。したがって、プロンプトが原因で画像生成できないときの対処方法は、具体性のあるプロンプトを入力するのがおすすめです。
ChatGPTが理解しやすいプロンプトとは
ChatGPTのプロンプトの中で最も使いやすいのは、写真風やアニメ風やイラスト風などの画像の作風を指定する内容です。クレヨンや筆で書いたような絵も指定できるので、頭の中にイメージしている作風をプロンプトとして入力してみましょう。反対にChatGPTが画像生成できないのは、日本語で細かく指定するプロンプトです。
したがって、細かい表現力が必要な画像生成ができないときの対処方法は英語でプロンプトを入力するやり方です。英語が分からない人は外部の翻訳システムを使ってみましょう。案外ChatGPTが理解しやすい機械的な英語に翻訳してくれるので、画像生成がしやすくなりますよ。
画像生成させないプロンプトを理解しておこう
ChatGPTの画像生成は、AIがランダムに絵を生成してくるので、望まないオブジェクトを描いてしまうことも珍しくありません。そこでChatGPTで満足いく画像生成ができないときは、書かないで欲しいオブジェクトを指定しましょう。例えば海辺の画像生成をしたいときに、海辺に散らばっているゴミは描かないでくださいとプロンプトで指定することができます。まるで、ごみ捨てをしないでくださいとChatGPTに注意しているような感覚で指定できるので、ぜひ希望する画像生成ができないときの対処方法として覚えておいてください。
まとめ
ChatGPTの画像生成は、使うモデルが古かったりプロンプトが間違っていたりすると満足のいく画像生成ができないことがあります。そこでこの記事で紹介したプロンプトや画像生成ができるモデルのChatGPTを使いましょう。特にChatGPTのモデルは生成できる画像の種類が大きく違うので、複雑な画像生成を希望している人は4oimageGenerationを使ってください。また、ChatGPTを使うときはアカウントにログインする必要があることも忘れないでください。