Google Earthでは様々な地域の写真を閲覧できるようになりましたが、中にはその機能に恐怖を覚える人もいるようです。そこでこの記事では、なぜGoogle Earthに怖いという噂があるのかを調査すると共に、どんなスポットがあるのかも紹介しています。
Google Earthが怖いと噂される理由を徹底解剖
Google Earthが怖い噂されるのは、地域によっては日本では到底理解できない文化の土地があるからです。メキシコの人形島と呼ばれる地域で、この場所には付近一帯に人形が飾られているため、メキシコ以外の人から恐怖の島として認知されています。しかし、これらの人形は呪物的なものではなく、過去に近くの運河でおぼれた少女たちを供養するために吊るしているらしく、見たら呪われたりパソコンがウイルスに感染したりといった事実はありません。
ですが、呪われるのではと勘違いする感覚も間違いではなく、初めて人形島を見た人からは、まるで赤ん坊の遺体を吊るしているように見られることがあります。そのため、噂の中には来る人を追い払うためや、妊婦のお腹の子を取り出して飾っているなど様々なものが存在します。
Google Earthで怖いと言われているうさぎのぬいぐるみとは
Google Earthでうさぎが怖いと言われているスポットは、イタリア北西部のピエモンテ州にあるコレットファヴァという丘です。この丘には全長60メートルほどのウサギのぬいぐるみが設置されており、Google Earthで見ると巨大なウサギの死骸があるように見えて怖いと言われています。
しかし、実際には現地の美術グループによって作成された本物のぬいぐるみで、完成直後は乗って遊ぶことができました。ですが、壊れても修繕しておらず制作から10年以上経過しているため、現在は灰色に変色して泥人形のようになっている模様です。
怖がらせてくる会社って何?
Google Earthは怖いとされるスポットを探すときにも便利なアプリケーションです。というのも撮影者があえて怖がらせようとしてくる写真も存在するんです。例えば日本の株式会社怖がらせ隊という会社がその代表例で、会社のエンブレムマークを幽霊が襲ってくるような画像にしているため、初見の人はびっくりするでしょう。
この他にもアフリカの大草原のストリートビューで、偶然肉食獣が草食動物を追いかけているシーンなどが写される場合があります。そのため、映画の続きが気になるような感覚に襲われる場合があります。
軍艦島で幽霊探しをしてみよう
Google Earthの怖いところは面白いところと表裏一体している点です。例えばGoogle Earthでは日本の軍艦島のように、無人になった島の写真まで閲覧することができ、その中にはたまに心霊現象と呼ばれる写真を見られる場合があります。この写真の怖いところは、無人島だったはずなのにちょっと人影のような形が見えるだけで、これは幽霊なのではと疑ってしまうところです。しかもストリートビューで見ていて、振り返ったときにそれら心霊写真が見られると、まるで実際に幽霊に取りつかれたのではと錯覚するほど背筋が寒くなります。
熊本県のかかしの里が怖いって本当?
Google Earthで怖い場所を探している人は、熊本県のかかしの里がおすすめです。かかしの里とは熊本県の観光地としても有名で、村中いたるところにかかしが設置されているので、初見の人は本当の人間かとびっくりします。特に驚くのが道端に設置されているかかしで、人によっては道を訪ねようとして近づくまで気づかなかったという噂まであります。また、室内に設置されているかかしは保存状態が良いので、かかしのリアルな人間性がより恐怖心を増大させてきます。
【驚愕?】エリア51の真実
皆さんは過去にUFOの実験が行われているとされるエリア51について何か知っていますか?実はエリア51は昔から立ち入り禁止になっているため、中の様子を探るのは不可能とされていました。しかしGoogle Earthなら航空写真を見ることができます。残念ながらUFOの残骸などをGoogle Earthでも確認することはできませんが、いつか何かの間違いでUFOが飛来する瞬間を見れるのではないかと、頻繁にGoogle Earthでエリア51を閲覧している人がいます。
怖い話だけでなくSFネタが好きな人は空き時間にエリア51をGoogle Earthでご覧になってみてはいかがでしょうか。
Google Earthが怖くなる設定があるって本当?
Google Earthはデフォルトだと地上や海面の様子を視聴できますが、画面右上の設定画面で写真をオンにすると世界のあらゆる地域の写真を見られるようになります。この機能は海中に観光スポットがあればそれらも見られるようになります。そのため、たまに適当な写真を開くと海中の深海魚などが撮影されており、大画面で見ると食べられるのではと怖くなる人もいます。
また、Google Earthは設定で過去の画像を閲覧することができるので、現在までにどのくらい地球が変化したのかが分かるようになっています。ただし、秒単位で画像を保管しているわけではないので、いきなり変化するとここで何があったんだと怖くなるときがあります。
Google Earthを見るとウイルスに感染する噂について
Google Earthが怖いと言われる理由は、二次災害的な意味も含まれています。それはGoogle Cromeを使っているとたまに画面にウイルスに感染しましたと表示されるからです。この表示はGoogle Earthを見たから表示されたものではなく、WEBサイト上に設置されたフィッシング詐欺を誘発させる広告などが表示されたためです。その広告が表示されたタイミングとGoogle Earthを視聴していたタイミングがかみ合ってしまい、あたかもGoogle Earthでウイルス感染したと勘違いしている方がいます。
したがって、ウイルスに感染しましたと表示されたら一度開いているタブを閉じてから再度Google Earthにアクセスしてみてください。
まとめ
Google Earthは世界中のあらゆる地域の写真を閲覧できるサービスです。その中には観光スポットだけでなく心霊スポットなども含まれているため、Google Earthを閲覧するだけで怖いと感じる人もいるようです。特にメキシコの人形島やイタリアのウサギのぬいぐるみなどはその代表例で、他にも偶然動物の生態が映り込むこともあるので、気になる人は空き時間に閲覧してみてください。意外な変化に恐怖や面白さを感じることがあることでしょう。