AI技術を使えばテキストデータから簡単に画像を作ることができる時代になりましたが、分からないツールは危険性があるのではと危惧してしまう人もいるでしょう。特にSeaArtのように話題性のあるツールは一回疑ってしまう人も多いかと思います。そこでこの記事ではSeaArtの危険性や料金プランについて紹介しています。
【ウイルス編】SeaArtに危険性があるかどうか考察した結果
SeaArtの危険性を調べるために、まずはセキュリティソフトをインストールしたパソコンで公式サイトにアクセスしてみました。セキュリティソフトには危険性のあるWEBサイトにアクセスすると警告メッセージが出る機能がありますが、SeaArtの公式サイトにアクセスしたところ特に警告メッセージが出ることはありませんでした。したがって少なくともSeaArtを使ったことでフィッシングサイトに誘導されるような危険性はないようです。
また、セキュリティソフトのログにはウイルス検知のメッセージも表示されていないので、2025年5月現在ではSeaArtにウイルス関連の危険性はありません。
【著作権編】SeaArtの危険性を認知しておこう
SeaArtに限らずAIで画像を生成するときの注意点は、商用利用しないことです。AIは手軽に画像を生成できる利便性と引き換えに、他人が作成した画像を意図しない間に使っている可能性が高く、これが今問題視されています。中には元の絵の作者から注意された事例も多く、状況が悪化すると裁判事になる可能性も秘めています。
したがって他人が作った著作物を模倣するような画像生成はしないようにしましょう。また、模倣するような画像を生成したとしても個人利用に留めておき、商用利用はしないようにするのが賢明です。
SeaArtの無料版と有料版の違いとは
SeaArtはスマホゲームのようにスタミナを消費して画像を生成するツールで、有料版は無料版と比較してスタミナの獲得量が多くなっています。また、有料版の中にはスタミナ消費なしで画像生成ができる機能がある上に、さらに高額プランには動画生成ができるプランもあります。各料金プランの値段と主な機能は以下の一覧表をご覧ください。なお、以下のプランはSeaArtを解約しない限り毎月自動課金するようになっているので、解約のし忘れによる高額負担の危険性に注意してください。
プラン名 | 月の獲得スタミナ量 | 月額料金 | 無料生成 | 高解像度動画生成 |
無料 | 4500 | 0円 | 不可能 | 不可能 |
初級 | 9000 | 430円 | 不可能 | 不可能 |
スタンダード | 21000 | 1440円 | 可能 | 可能 |
プロ | 63000 | 4300円 | 可能 | 可能 |
マスター | 105000 | 7200円 | 可能 | 可能 |
有料版と無料版でできる画像生成の数について
無料版は1日にできる画像生成が75枚までに制限されています。対して有料版は最低でも毎日スタミナが300以上回復するため、150枚以上の画像生成が可能です。さらに有料版のスタンダード以上の料金プランではスタミナの残り数に限らず画像の無料生成ができます。したがって、画像生成で沢山遊びたい人や仕事の作業などで使う人はスタンダード以上の有料版へ加入することをおすすめします。
SeaArtの専用通貨について
SeaArtにはスタミナの他にも専用通貨を購入して画像生成機能を使うやり方がありますが、熱中するあまり課金しすぎてしまう危険性があります。ただし、スタミナはその日限りが有効期限なことに対して、コインは買えば半永久的に有効なので、たまにしか使わない人はコインを使って画像生成するのがおすすめです。
一方月額プランは年契約にすると月当たりの料金が安くなるので、使用頻度に合わせて月額プランと専用通貨を使い分けることをおすすめします。
まとめ
SeaArtは著作権関連のトラブルや有料通貨の使いすぎによる課金トラブルがあるものの、画像生成ツールとしては便利なサービスです。料金プランも使用頻度に合わせて変えられる上に、専用通貨を買って少しだけ使うといったこともできます。一方月額プランと年額プランにはさらに高性能な生成機能があるため、本格的に画像生成を使うつもりなら導入を検討してみましょう。