クラウドエンジニアはやめとけと言われるのはなぜ?年収やその理由もご紹介

クラウドエンジニアはやめとけと言われるのはなぜ?年収やその理由もご紹介

インターネット上での仕事が多くなった昨今、様々な職業の名前が誕生し、名前を見るだけで業務内容が細かく把握できるようになってきました。しかし、中には職業名を見てもなんの仕事か把握することができないこともあります。その上インターネット上ではエンジニアの仕事はやめとけなどの噂が飛び交うので、雑音が多すぎて仕事の概要が把握できませんよね。そこでこの記事では近頃話題になっているクラウドエンジニアの年収や業務内容について紹介しています。なぜやめとけと言われているのかについても紹介しているので、転職や就職する予定の人はぜひ参考にしてください。

目次

クラウドエンジニアはやめとけと言われている理由を紹介

クラウドエンジニアの一番辛いところは、人間関係です。クラウドエンジニアは、社内のインフラ設計が主な仕事なので、社内の各部署からリスニングを行うことが多々あります。しかし、リスニングしたからといって全ての要望を盛り込むわけにも行かず、動かせるリソースも限られているので、妥協案を提案することになります。

ですが、その妥協案に異議を申し立てる部署も存在するため、また設計を最初からやることも多くなります。そんなことを繰り返している内に莫大な時間が経過してしまい、中々仕事が進みません。この様な理由からクラウドエンジニアはやめとけと言われています。

やめとけと言われてもクラウドエンジニアが人気の理由とは

やめとけと言われているにも関わらず、クラウドエンジニアが人気の理由は、リモートワークによってクラウドエンジニアに需要が集まっているからです。リモートワークを採用しようとすると、勤務状態や仕事内容の共有はすべてクラウドシステムを利用することになります。しかし、正式に実装するにはセキュリティ面など様々なトラブルの原因を解決しなければならないため、管理コストがどうしても膨れ上がってしまいます。

反対にクラウドエンジニア側は、売り手市場になるため給料が高くなる傾向があるので、人気の職業として知られています。

クラウドエンジニアは年収いくらもらっているの?

厚生労働省の調査によるとクラウドエンジニアを含めたシステムエンジニアの平均年収は660万円と言われています。初任給でも20万円以上の月収を保証している企業が多いので、クラウドエンジニアに就職希望が殺到するのも理解できますよね。ちなみに2024年現在の大手企業では、以下のような報酬でクラウドエンジニアの人材を募集しています。

  • IBMのクラウドエンジニアの年収:最大2800万円
  • ソニーのクラウドエンジニアの年収:最大863万円
  • 任天堂のクラウドエンジニアの年収:616万円

クラウドエンジニアには手当があるって本当?

クラウドエンジニアには、給料の他に資格手当などが支給される場合があります。そのため、年収が少ないと思われる人材募集の案件でも、資格を持っていることで大企業顔負けの年収になることが多々あります。以下に紹介するのは、手当がもらえるクラウドエンジニア関連の資格や業務内容です。

  • Google認定トレーナーの資格を取得する
  • AWS認定資格を取得する
  • 1か月以上海外で働く
  • 出張を会社規定の回数以上こなす

この中で最も高額な手当と言われているのが、1か月以上海外で働くことです。企業によっては環境手当と呼ばれる職場環境を考慮した高額な手当が支給されることもあります。そのため、海外赴任している日本人クラウドエンジニアの年収は軒並み1500万円を超えていると言われています。

海外赴任の手当が一番高額な理由とは

海外赴任の手当が一番高額な理由は、言葉の壁を感じることなく業務をこなさないといけないからです。日本語では状況や要望を細かく伝えることが多いのですが、海外ではほとんどの場合英語で話すため、日本語よりも細かい要望や状況が伝わらないかもしれません。

そんな状況下でもクラウドエンジニアとしての仕事ができるのであれば、非常に高額な報酬が支払われることでしょう。反対にコミュニケーションができずストレスを溜めてしまう人も多く、それらがクラウドエンジニアはやめとけという理由に繋がっているようです。

まとめ

クラウドエンジニアはインフラ設計が主な仕事で、各部署との打ち合わせも業務内容に含まれています。そのため、人間関係に問題点を抱えてしまう人も多く、それらがクラウドエンジニアはやめとけという理由になっているようです。しかし、厚生労働省の調査では日本の平均年収をはるかに上回る年収を支払っている企業が多いことが分かっており、クラウドエンジニアは人気の就職先として知られています。

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