【初心者必見】パソコン工房VSドスパラどっちが良いのかを徹底比較

パソコン工房とドスパラはBTOパソコンショップのトップランナーとして双璧をなす程です。

しかし、パソコン初心者の人から見たらどちらも馴染みのないメーカーかもしれません。

そこで今回の記事では、パソコン工房とドスパラの両者を比較した上で、両者の違いをわかりやすく解説します。

今回の記事の主な結論

  • 納期の速さを求めるなら断然のドスパラ
  • サポートや保証面ではパソコン工房にやや分がある
  • コスパの面ではどっこいどっこい
目次

パソコン工房とドスパラの運営元

知っている人も多いとは思いますが、パソコン工房の運営元はユニットコム、ドスパラはサードウェーブです。

ユニットコム(アロシステム)の創業自体は1990年頃ですが、元々はアロシステムがユニットコムを吸収合併しましたが、2007年に商号をユニットコムに変更して今に至ります。

サードウェーブは1983年に創業し、パソコンファンの間ではDOS/Vパラダイスの名で知られていましたが、2003年にドスパラに屋号を変更しています。

パソコン工房とドスパラの生産体制

パソコン工房もドスパラも主なパソコンは国内工場で製造(一部モデルは海外製造)しています。

パソコン工房は、iiyamaをプライベートブランドとしてパソコンを販売しており、長野県の豊野工場で製造している他、島根県出雲市にも工場を構えています。

ドスパラは神奈川県綾瀬市に工場を構えています。

パソコン工房とドスパラの比較表一覧

パソコン工房ドスパラ
価格・コスパ
サポート
保証
デザイン
納期
支払い方法
送料
カスタマイズ性
評価は◎、◯、△、❌で表記

コストパフォーマンスはどっこいどっこい

パソコン工房もドスパラもコストパフォーマンスに関してはどっこいどっこいで、どちらが優れているとは言えません。

ほほ、同じ構成にして検証しましたが、デスクトップパソコンのエントリーモデルではドスパラの方が安いですが、差は1000円くらいで送料を考えればほぼ差はありませんでした。

ゲーミングデスクトップパソコンのミドルレンジクラスでもほとんど差はありませんでした。

よってコストパフォーマンスや価格の面では引き分けといった所です。

サポート面ではややパソコン工房に軍配

サポート面ではパソコン工房に軍配が上がります以下のツイートを見てもそれが伺えます。

といった具合に修理の速さを称賛する声もありましたが、やはりツイッターの性質上そっけないサポートだったみたいな話もありました。

しかし、全般的にみればパソコン工房のサポートは悪くは無いと言って良いと思います。

まあ、ただ単にパソコン工房の評判があまり投稿されていないという事もあり得ます。

一方ドスパラは良い評判もあれば悪い評判も半々くらいはあります。

このようにドスパラの修理やサポートは、当たり外れが大きく良い担当の人に当たれば良い対応をしてもらえて、悪い人に当たるとそっけない対応をされる事もあるのでしょう。

お問い合わせ時間と問い合わせ先

パソコン工房のサポートの受付時間は24時間・365日対応しています。

電話番号は0570-550-760(受付時間:24時間/ 年中無休)で専用のお問い合わせフォームももちろんあります。

ドスパラも24時間年中無休の電話サポート(電話番号は0570-028-119)の他に専用のお問い合わせフォームもあります。

この辺はパソコン工房もドスパラも大手のショップなので、この辺は抜かりはありません。

保証面ではパソコン工房に軍配

保証面では、パソコン工房は1年の無償保証に加えて、3年間保証(1年間無償+2年間)と4年間保証(1年間無償+3年間)をオプションで提供する他、自然災害などで壊れた場合に加えて、パソコンの物理的故障にも対応した、「物損保証付き延長保証」も提供しています。

料金は、物理保証が無い場合だと3年で製品の料金の10%(製品が6万円未満だと6600円)、4年で製品の料金の15%(製品が6万円未満だと9900円)です。

物損保証がプラスされる場合だと、3年で本体金額の15%(6万円未満の場合9900円)、4年で本体金額の20%(6万円未満の場合1万3200円)

この保証の凄い所は、自然故障加えて、落下や水濡れなどの物損故障(パソコンが起動しないなど)の場合でも、パソコン本体金額(保証・周辺機器・送料を除く金額)の100%の代金まで経過年数による、減額が無いという点です。

一方ドスパラは、1年保証があるのはパソコン工房と同様です。

延長保証は最大5年となっており、料金は2年で5999円または本体価格の6%、3年で9999円または本体価格の10%、4年で12999円または本体価格の13%、5年で17999円または本体価格の18%となっています。

ただし、ドスパラの延長保証は物理破損には非対応で、自然故障のみの保証となっており、この点がパソコン工房との差になっています。

デザインは好き嫌いが分かれる

パソコン工房とドスパラのデザインは正直個人の意見による所が大きいのですが、ゲーミングPC同士で比較すると、パソコン工房のネット通販限定モデルのLEVELθ(レベル シータ)のデザインは好みではあります。

画像はドスパラからの引用です

ドスパラのゲーミングPCガレリアのデザインは上記のような感じです、前面のブルーのLEDがかっこいいです。

画像はパソコン工房からの引用です。

パソコン工房のWEB限定モデルのLEVELθ(レベル シータ)のデザインです。外見はさほど目新しさはありませんが、内部のファンが赤く光るようになっており、最近の光らせるゲーミングPCらしいデザインで、個人的にはこちらが好みです。

デザインに関しては好みが分かれるのが現実なので、気に入った方を買えば良いというやや乱暴な結論になります。

コラボモデルの多さはパソコン工房に軍配

デザインの流れで言えば、ゲーミングパソコンの各著名人やゲームプレーヤー、ユーチューバーなどとコラボしたコラボモデルはパソコン工房の方が多い印象です。

パソコン工房のコラボモデル一覧スクロールするとまだまだあります。

ドスパラもコラボモデルはあるにはあるのですが、パソコン工房程は多くは無い印象です。

ドスパラのコラボモデル一覧

パソコン工房とは違い、画像などを使わずにコラボモデル一覧を表示しており殺風景な印象です。

とはいえ、それでも15前後はあるのでBTOパソコンショップの中では多い方です。

納期は圧倒的にドスパラに軍配

ドスパラは兵庫県から青森までは翌日お届け、鳥取より西と北海道は翌々日にお届けでパソコン工房と比べると圧倒的に速いです。

というより、これは全パソコンショップやメーカーの中でも最速レベルです。

加えて、土日祝日も出荷作業を行っており、土日や祝日をまたいで注文してもしっかり規定通りに届きます。

カスタマイズモデルのBTOパソコンだったとしても、当日出荷から1日遅れる(特殊なカスタマイズをした場合を除く)だけです。

一方パソコン工房は、BTOのカスタムモデルだと1~2週間後ぐらいは掛かってしまうので、今すぐパソコンが欲しいという人には不向きで、気長に待てる人向けです。

支払い方法は両者ともに多種多様もパソコン工房が僅かに多い

支払い方法はパソコン工房・ドスパラ共に多種多様で、クレジットカードから銀行振込は当然として、ショッピングローンにも対応しています。

ただ数だけで言えば、パソコン工房の方が対応している支払い方法が多いです。

ショッピングローンもJACCSだけではなくオリコやSMBCファイナンスサービスにも対応しています。

各種キャッシュレス決済もありますが、パソコン工房の方がメルペイ、楽天Edy、auPayなどにも対応しています。

とはいえ、どちらで買うにしても大抵の支払い方法には対応しているので、そこまで気にする必要はないかと思います。

送料はパソコン工房の方がお得

送料は以下のようになっています。

  • パソコン工房は1台につき全国一律 2200円(税込)
  • ドスパラは本土だと3300円(税込) 、離島や沖縄だと6600円(税込)

送料に関しては、パソコン工房の方が安いです。

ちなみに、パソコン以外のパーツなどの場合はパソコン工房が全国一律660円(税込)、ドスパラは無料です。

カスタマイズ性は両者引き分け

パソコン工房もドスパラも、敷居を低くする為かそこまで細かいカスタマイズは出来ません。

出来たとしても、ファンやCPUグリスの種類、電源くらいです。

もちろん、ベースモデルによって違いがあるので一概には言えませんが、そこまでカスタマイズ性は広くは無いでしょう。

まとめ

パソコン工房とドスパラはどちらも大手のBTOパソコンショップなので、どちらを選べばいいか迷うところだと思います。

パソコン工房が向いている人は以下のような人です。

  • サポートや保証をしっかりして欲しいという人
  • コラボモデルのゲーミングPCが欲しい人

パソコン工房はサポートや保証がドスパラよりは良いので、初めてのBTOパソコンであればパソコン工房の方が良いでしょう。

逆にドスパラが向いている人は以下のような人です。

  • とにかく速くパソコンが欲しい

こうしてみるとドスパラにする理由は無いとも思えますが、納期の速さは今すぐパソコンが欲しい人にとっては地味にありがたいサービスです。

こうしたサービスが出来るのが、ドスパラの強みでしょう。

いずれにしても、パソコン工房・ドスパラどちらを選ぶとしても、どちらもBTOパソコンショップ界隈ではトップランナーなのは間違いありません。

それでは今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。

目次