ワードで空白ページ削除できないのはなぜ?原因や対策をわかりやすくご紹介

ワードで空白ページ削除できないのはなぜ?原因や対策をわかりやすくご紹介

ワードを使っていると、いつの間にか空白ページが存在し、いくらデリートキーやバックスペースキーを押しても削除できなくなることがありませんか?いくら削除しても無くならないことに腹を立て、削除キーを連打してしまう前に、まずはこの記事で紹介する対処方法を実践してみてください。

目次

ワードで削除できない空白ページが存在する理由とは

ワードで空白ページ削除ができないと気づいたときは、ワードの改ページ設定を見直しましょう。改ページ設定とは、ワードの文字を入力する部分の面積を設定することです。デフォルトの設定だと改ページの設定がオンになっているため、特定の文字数や行数を超えると残りの文字は次のページに表示されます。

そのため、文字を入力する過程で削除や挿入などを繰り返していると、徐々に改ページ先に文字やスペースが送られてしまい、気づかないうちにすごく長いページを作っている場合があります。そのためいくら削除しても空白ページが削除できないといった事態になります。

ワードの改ページ設定を見直す方法について

ワードの改ページ設定は、ページレイアウトのメニューからページ設定、改ページの順にクリックし、表示されたメニューからすべての改ページの解除をクリックすると変更できます。すべての改ページを解除すると、ワードの文字を入力する部分が1つの大きな紙のような形状になるため、空白ページ削除ができない状況から抜け出せます。

記号を削除して空白ページを削除しよう

ワードには、文字を入力したり編集を加えたりするとその場所に記号を挿入する機能があり、デフォルトでは見えないように設定されています。しかし、見えないことで知らない間に記号が蓄積されてしまい、ワードの空白ページ削除ができないトラブルに巻き込まれる場合があります。そのため、編集記号を使わないように設定しましょう。

編集記号を出さない設定にするには

ワードの編集記号を出さない設定にするには、メニューバーの段落グループにある編集記号をクリックして、非表示という文字が現れたら成功です。この設定がオフになれば編集記号がワードの作業画面に蓄積されることはなくなるため、空白ページ削除ができないトラブルを解決できます。

なお、編集記号の中には改ページを表す記号も存在するので、もし、改ページを作業画面で細かく調整したい人は改ページの境目にカーソルを持っていき、デリートキーなどで記号を削除してください。

空白のみを削除してページを削除する方法とは

誤って大量の空白を挿入したワードのドキュメントは、どこまで削除すれば空白ページ削除できないトラブルを解決できるか分かりません。そこで、文字置換機能を使って空白のみを削除して解決しましょう。やり方は、ホームタブの編集の中から置換をクリックし、置換メニューを出します。そして、置換前の入力画面に空白のスペースを1マス入れ、置換後の入力画面に何も入力しないまま置き換えを実行します。

すると空白だけが削除され、空白ページ削除ができないトラブルを解決できます。

文字置換で空白が削除できないときの対処方法

ワードの文字置き換えは、半角と全角も判別しているため、全角のスペースで空白ページ削除ができないときは、半角スペースの置換で削除してみましょう。また、見逃す事例の中には半角のセミコロンなどもあるので、小さくて分かりにくい文字や記号を順番に置換で削除すれば、空白ページ削除のトラブルを解決できるかもしれません。

まとめ

ワードの空白ページ削除ができないトラブルは、ワードの改ページ設定や編集記号の表示設定を見直すことで解決できる場合があります。もし解決できないときは、文字置換で見逃しやすい細かい文字や記号を削除すれば空白ページを削除できるかもしれません。

ちなみに誤って空白を挿入する事故の大半は、パソコンで作業したまま寝落ちして、知らぬ間に空白や文字入力をしている事例が多いです。そのため、パソコンで長時間作業した後は必ず電源を落として休憩しましょう。

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