パソコンの画面がついているのに、画面が真っ黒で何も表示されていない事態に遭遇したことはありませんか?操作しようにもパソコンはデリケートな家電だからと、スイッチを1つ押すのも怖いですよね。そこでこの記事では、パソコンの画面が真っ黒なのに電源がついている状態の解決方法を紹介しています。壊れている場所があればそれらが分かるようなトラブルシューティング形式になっているので、パソコン初心者の人はぜひご覧になってください。
パソコンの画面が真っ黒の時に一番初めに確認すること
パソコンの画面が真っ黒になったら、ビデオカードの接続状態を確認しましょう。ビデオカードとは、モニターにパソコンの情報を出力するための部品です。たまにパソコン本体を足で蹴ってしまったりするとその衝撃でビデオカードに接続されているHDMIケーブルが抜けてしまい、パソコンの電源ついてるのに画面真っ暗という事態になります。
ただし、パソコンのモニターにNoSignalや信号がありませんなどのメッセージが表示されていない場合は、モニターやケーブルが壊れているかもしれないので、モニターにゲーム機器や他のパソコンなどを接続したり、他のケーブルを接続したりして、表示されるかどうかを確認してください。
ビデオカードが接続されているのに画面真っ暗な人はこちら
もしパソコンのビデオカードがきちんと接続されているのに画面真っ暗の人は、スクリーンセーバーを疑いましょう。スクリーンセーバーとは、パソコンを操作しないで一定時間が経過すると、節電のためにパソコンが休止モードになる設定のことです。デフォルトでは30分から1時間くらい操作しないと、電源ついているのにパソコン画面が真っ暗になりますが、ボタンを押したりマウスを動かしたりすればモニターが表示されるはずです。
この時の注意点は、パソコンのスペックによってはスクリーンセーバーから復旧するのに1分から2分ほどかかることがあります。そのため、パソコンが無反応だと勘違いした人が、パソコンの電源ボタンを長押しして再起動してしまうことがあるようです。
スクリーンセーバーがオフなのに画面真っ暗の人はこちら
スクリーンセーバーを起動しないように設定していた人は、パソコンの電源ボタンを誤って押してしまい、休止モードになっている可能性を疑いましょう。パソコンの電源ボタンは押している時間によって様々な機能があり、電源がついている時に電源スイッチを軽く押すと休止モードになります。
この方法で休止モードになった場合、スクリーンセーバーのようにマウスを動かしたりキーボードのボタンを押したりしても電源がつかないようになっています。解消する方法はもう一度電源スイッチを押すしか無いのでスクリーンセーバーをオフにしている人は確認してみましょう。
電源ボタンを押しても画面真っ暗の人はこちら
スクリーンセーバーをオフにしていて、電源ボタンを軽く押しても解決できない人は、ウイルスに感染していることでモニターが表示されない可能性があります。この場合、再起動しても画面真っ暗の可能性が高いので、OSを再インストールするしか方法はありません。
ウイルス感染によってパソコンが壊れた場合、多くの企業はサポート対象外になっているため、自分で治す以外に解消する方法は無いです。
OSを再インストールして画面真っ暗を治す方法
もしOSを再インストールする方法で画面真っ暗を直す必要があると分かった方は、インターネットカフェや別のパソコンなどを使ってOSのインストールメディアを作りましょう。インストールメディアとはOSを再インストールするためのデータで、USBなどに保存して使うことができます。
インストールメディアが作成できたら、ウイルス感染したパソコンを再度起動し、BIOSの設定から最初に読み込むメディアをUSBフラッシュメモリーに設定します。そしてUSBフラッシュメモリーをパソコンに差し込んだら再度パソコンを起動し、画面の指示に従ってOSを再インストールしてください。
まとめ
パソコンの電源ついているのに画面真っ暗な状態は、その多くがケーブルやモニターの破損が原因です。もし破損していなかった場合は、スクリーンセーバーやウイルス感染が原因である可能性があるため、必要に合わせて設定を変えたりOSを再インストールしたりしてトラブルを解決してください。