セーフサーチに解除の裏ワザがあるって本当?勝手にオンになぜなるかも解説

セーフサーチに解除の裏ワザがあるって本当?勝手にオンになぜなるかも解説

Googleで情報を検索していると、なぜか突然検索結果が以前に検索したときよりも少なくなっていたり、コンテンツの画像など一部にぼかし効果がかかっていたりすることがありませんか?これはGoogleによるセーフサーチの影響によるもので、設定によってはこのセルフサーチが自動的にオンになることもあります。そこでこの記事では、セーフサーチの設定方法や裏ワザについて紹介しています。センシティブな表現を含む画像のフィルタやぼかしをオフにされたい方や、自分の趣向に検索結果が合わないと感じている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

セーフサーチは3種類ある

まず、セーフサーチの種類について簡単にまとめてみましょう。セーフサーチとは、ポルノや刺激の強い暴力などの露骨な表現を含むコンテンツを、 Googleが検出しブロックする機能のことです。これまではフィルタリングされる・されないの2択でしたが、2023年にその間である「ぼかし」が加わり、現在は以下の3種類の設定があります。

  • フィルタ
  • ぼかし
  • オフ

一見、未成年の方向けに過激なコンテンツを見せないようにするための機能のように見えますが、実はフィッシングサイトやマルウェアの感染を狙うサイトなどもブロックしてくれるのです。

【Google版】セーフサーチを解除する裏技があるか調査した結果

Google検索でセーフサーチを解除するためには、まずGoogleアカウントにログインし、Googleの検索窓にセーフサーチと入力します。すると検索結果の右端かトップ下に自分のセーフサーチの設定ページが表示されるので、オフをクリックしてください。反対にセーフサーチをオンにするときは、自動ぼかし機能やフィルタをクリックしてください。ぼかしはセンシティブな画像やテキストにぼかしを入れて表示させます。フィルタは、センシティブな表現を含む画像やテキストを除外した上で検索結果を表示します。

【Yahoo!版】セーフサーチを解除する裏技とは

Yahoo!でセーフサーチを解除するには、登録時に入力した生年月日の年齢が18歳以上にならないと解除できません。ただし、セーフサーチを解除する裏技として、18歳以上になるように生年月日を入力したアカウントでオフにする方法もあります。アカウントにログインしたら、検索画面の検索設定からセーフサーチのレベルを弱にしてください。セーフサーチレベル中は、ウェブ検索以外のセンシティブな画像や動画が検索結果から除外されます。さらにセーフサーチ強は、全てのセンシティブなコンテンツが表示されなくなります。

【AmazonSilk版】セーフサーチを解除してみよう

AmazonSilkのセーフサーチを解除する裏技は、Silkブラウザの検索設定の機能制限からセーフサーチの項目でオンオフを切り替える方法です。ただしAmazonSilkは完全にセンシティブなコンテンツを防止する機能はなく、かわりに”検索エンジンを変更する方法”があります。AmazonSilkのホーム画面にある歯車アイコンをクリックし、詳細設定ページの中から検索エンジンをクリックしてください。表示された検索エンジンの中から希望のものを選択し、該当する検索エンジンのセーフサーチのオンオフを切り替えれば完了です。

【iPhone版】セーフサーチ解除方法

iPhoneでGoogleブラウザを使用している場合の方法をご紹介します。まず、お使いの端末でGoogleアプリを開きます。画面右上にあるプロフィール写真もしくはイニシャルをタップし「設定」「セーフサーチ」を選択してください。その画面に「オフ」という項目があるので、タップすれば完了です。しかし、お使いの端末に管理者(保護者など)がいる場合、セーフサーチの設定がロックされている場合があります。この場合には、右上にロックのアイコンが表示されますので一目で判別できます。

VPN接続を利用する方法

セーフサーチを解除する裏ワザの中には、地域制限を回避するものがあります。VPN接続を利用すると、今実際にいる国とは別の地域からアクセスしていると偽装することができるからです。ブラウザや検索エンジンのIPアドレスを、選択した地域のものに偽装するため、その国のデフォルト設定になったり、設定の難易度が変わったりします。フィルタリング設定が緩い地域に設定することでセーフサーチが解除に近い状態になることもありますが、セキュリティリスクを伴う可能性があり、推奨されていません。

なぜ?勝手に設定が切り替わるセーフサーチについて

セーフサーチが自動で切り替わる理由は、設定しているアカウントの年齢を参照しているためです。参照しているアカウントの年齢が未成年だとセーフサーチは自動的にオンになり、オフに切り替えることはできません。仮に設定を変えるには、各検索エンジンを提供している会社のサービスで新規アカウントを作成し、18歳以上と登録する必要があります。ただし、成人向けコンテンツの中には有料のものあり、知らない間に契約してしまう可能性もあります。未成年の方は、セーフサーチ解除の裏ワザを悪用しないように注意してください。

セキュリティソフトがセーフサーチを切り替えている可能性を考察

検索エンジンの設定ができているのに、セーフサーチが自動的に切り替わってしまうときは、セキュリティソフトを疑いましょう。セキュリティソフトには、ウェブブラウザのセーフサーチの設定を切り替える設定があります。この設定がオンになっていると、ブラウザ側で設定をオフにしても勝手に切り替わる可能性があります。そのため、18歳以上のアカウントであるにもかかわらずセーフサーチが自動的にオンになる場合は、インストールされているセキュリティソフトの設定を切り替えてください。

Googleアカウントにログインしていない可能性

セーフサーチは、ブラウザやネットワーク環境によって自動的にオンオフが切り替わることがあります。ご自身のGoogleアカウントにログインしていれば、そのアカウントの設定に基づいて検索結果が表示されるようになっています。しかしログインしていなければ、アカウントの設定が反映されないため、セーフサーチがオンになることがあるようです。特に公共のWi-fiや職場、学校のネットワークを使用しているとき、またシークレットモードで使用しているときも該当するでしょう。

保護者によるファミリーリンク設定

未成年の方でセーフサーチがオンになっている場合には、保護者が「ファミリーリンク」を使って制限をかけている可能性があります。これは勝手にセーフサーチのオンオフが切り替わるのではなく、保護者側の端末で操作しているということです。未成年の方の端末では、保護者として登録されている人物の許可なしに、設定を変更することはできませんので、知っておきましょう。

成人しても勝手にオフにはならない

セーフサーチは、セキュリティソフトが年齢を検知して勝手にオンになる可能性があるとお話しました。しかし、ユーザーが18歳を迎えたことを検知したとしても、勝手にセーフサーチがオンになることはありません。セーフサーチは成人・未成年に関係なく、すべてのユーザーが安全にインターネットを使うための機能なので、オンにすることが推奨されているためです。成人を迎えセーフサーチを解除したい場合には、この記事でご紹介した方法を使って手動で設定しましょう。

セーフサーチがオンなのに不適切コンテンツが表示されることも

セーフサーチは、オンになることで検索結果をふるい分けし、特に未成年の方にとって不適切と判断されるコンテンツや画像が表示されることを防ぎます。しかし100%の精度ではないようで、露骨な表現を含むコンテンツが表示されにくくなるというかたちです。そのため、芸術的なものや歴史や科学などの分野で、まれに露骨な表現を含むものがありますが、そのようなコンテンツまでは除外されないようになっています。

セーフサーチは大人でも安全にネットを使える機能

セーフサーチが勝手にオンになり、解除する裏ワザを探している人が多くいるようですが、セーフサーチは未成年の方以外にもメリットのある機能です。安全ではないWebページからユーザーを保護する役割も果たすため、セーフサーチがオンになっていることでマルウェア感染を防げたり、本物のWebページそっくりのショッピングサイトや銀行のWebサイトに誤ってアクセスすることを防げたりします。Webページの改ざんは目に見えない所で進んでいるため、大人の方にとっても安全な機能なんですね。

まとめ

今回の記事では、セーフサーチ解除方法についてご紹介しました。セーフサーチの設定は、検索エンジンがアカウントの年齢を使用していることが大きな原因になっています。そのため、成人以上の年齢を入力することで誰でもセンシティブなコンテンツを閲覧できるという裏ワザがあります。ただし、年齢は設定しなおすことができないので、親が子供にスマートフォン(iPhone)を渡すときなどは注意が必要です。なお、年齢を設定してもセーフサーチ設定が自動的にオンになるときは、セキュリティソフトの設定を見直してください。

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