近年ではIT系の企業による様々なサービスが提供されていますが、中には利用すると怖いと言われているものまであります。しかし、何も知らずにいるといざ使うとなったときに何が怖いのか分からずトラブルに発展するかもしれません。そこでこの記事では、怖いと有名なグーグルレンズの機能を紹介すると共に、なぜ怖いのかその理由や危険性を紹介しています。
グーグルレンズが怖いと言われる理由
グーグルレンズとはカメラや画像で撮影されているものの名前を解析するためのシステムなので、画像から個人情報が抜かれるから怖いと感じている人がいるようです。しかし、これは大きな間違いで、グーグルレンズによって個人情報が第三者に見られてしまう危険性はありません。
理由はグーグルレンズで使われた画像は第三者に共有されないため、個人情報が漏洩してしまう心配はないからです。ただし、保存された画像がグーグルの社員によって閲覧されないという可能性を否定することはできないので、漏洩する可能性は完全に0ではありません。
グーグルレンズが画像を保存している理由
グーグルレンズが怖いと言われる理由に画像の保存が上げられるので、保存しなければ安全なのではと思う人もいることでしょう。しかし、グーグルレンズの仕様はインターネットなどに蓄積された画像やテキストデータから写真の商品を解析する仕様になっています。そのため、画像が保存されずそのまま破棄されてしまうと、グーグルレンズによる物や人の解析ができなくなってしまいます。
そのため、グーグルレンズに投稿された画像を保存しないわけにはいかなくなっています。
グーグルレンズによる買い物トラブル
グーグルレンズが怖いと言われる理由の1つに、誤った情報を解析するといった事態があります。例えばグーグルレンズによって本来は100円ショップで売られているような商品のはずなのに、グーグルレンズは1万円以上の商品を提示したとします。
そして何も知らないグーグルレンズの利用者は、欲しかった商品が1万円の物だと判明し購入します。これによって本来100円で済んだ買い物がグーグルレンズの影響で1万円も出費したことになります。この例では被害は1万円で済みましたが、車や高級アクセサリーなどになると被害額が大きくなるので、グーグルレンズは怖いと言われています。
グーグルレンズで撮影した画像がハッキングされる可能性
グーグルレンズで投稿された画像は、第三者に共有されることはありませんが、ハッキングなどの不正行為によって盗み見られてしまう可能性があるかもしれません。それ故にグーグルレンズは怖いと言われており、撮影する画像に個人情報が分かるものが写らないように配慮する必要があります。
グーグルレンズで知らない内に著作権違反をしていた事例
グーグルレンズが怖いと言われる理由は、知らない間に著作権違反を犯しているかもしれないからです。グーグルレンズで物や人の名前を調べること自体は違法ではないですが、グーグルレンズに投稿されている画像データを自身のブログやアップローダーに掲載した場合は著作権違反になります。
理由は所説ありますが、画像を掲載するということは不特定多数の人に見られるようにしているため、違法配信と同じ扱いになります。そのため、グーグルレンズで商品名が分かっても、画像を掲載しないように注意しましょう。
まとめ
グーグルレンズは、投稿された画像が第三者によって閲覧される危険性があるため、怖いと言われています。確かにセキュリティがしっかりしているとはいえ、いつグーグルのサーバーから画像が漏洩するかわからないので、投稿する写真に個人を特定する情報が入らないように注意しましょう。また、グーグルレンズに投稿された写真をブログなどにアップロードしてしまうと、著作権違反の罪に問われる可能性があるため注意してください。