アプリケーションによっては、仕様上最初から隠しファイル属性が設定されていて、設定変更などに苦慮する人も多いのではないでしょうか?そこでこの記事ではMacのFinderで隠しファイルを表示する方法を紹介しています。なお、元に戻す方法も紹介しているので、共有パソコンを使った後は元に戻して他の利用者に迷惑のかからないようにしましょう。
Finderで隠しファイルを表示する方法
MacのFinderで隠しファイルは、CommandキーとShiftキーを押しながらピリオドキーを押すと表示されます。再び押すと隠しファイルを非表示に切り替えられるので覚えておきましょう。また、Finderでは隠しファイルの表示と非表示だけでなく、以下のショートカットキーを使うことでFinderをより便利に使うことが可能です。特にFinderのウィンドウの表示切替は、隠しファイルの表示切替と同じくらい便利な機能なので覚えておくことをおすすめします。
| ショートカットキー | 効果 |
| commandキーを押しながらDキー | 選択したファイルを複製する。 |
| commandキーを押しながらEキー | 選択したディスクまたはボリュームを取り出しする。 |
| commandキーを押しながらFキー | FinderウインドウでSpotlight検索を開始する。 |
| commandキーを押しながらIキー | 選択したファイルの情報を見るウインドウを表示する。 |
| commandキーを押しながらRキー | Finderでエイリアスが選択されている場合は、選択されているエイリアスの作成元のファイルを表示する。 カレンダーやSafariなどの一部のアプリでは、ページを更新または再読み込みをする。 ソフトウェアアップデートをもう一度確認する。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらCキー | コンピュータウインドウを開く。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらDキー | デスクトップフォルダを開く |
| shiftキーとcommandキーを押しながらFキー | 最近の項目ウインドウを開く。 |
| shiftキーを押しながらcommandキーを押しながらG | フォルダへ移動ウインドウを開く。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらHキー | 現在のmacOSユーザアカウントのホームフォルダを開く。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらIキー | iCloud Driveを開く。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらKキー | ネットワークウインドウを開く。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらLキー | ダウンロードフォルダを開く。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらNキー | 新しいフォルダを作成する。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらOキー | 書類フォルダを開く。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらPキー | Finderウインドウのプレビューパネルの表示と非表示を切り替える。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらRキー | AirDropウインドウを開く。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらTキー | Finderウインドウのタブバーの表示と非表示を切り替える。 |
| controlキーとshiftキーとcommandキーを押しながらTキー | Finderで選択した項目をDockに追加する。 |
| controlキーを押しながらshiftキー | Dockの操作中に長押しすると、Dockの拡大表示の開始と終了を切り替える。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらUキー | ユーティリティフォルダを開く。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらDキー | Dockの表示と非表示を切り替える。 |
| controlキーとcommandキーを押しながらTキー | 選択した項目をサイドバーに追加する。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらPキー | Finderウインドウのパスバーの表示と非表示を切り替える。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらSキー | Finderウインドウのサイドバーの非表示/表示を切り替える。 |
| command +スラッシュキー | Finderウインドウのステータスバーの非表示/表示を切り替える。 |
| commandキーを押しながらJキー | 表示オプションを表示する。 |
| commandキーを押しながらKキー | サーバへ接続ウインドウを開く。 |
| controlキーを押しながらcommandキーを押しながらAキー | 選択した項目のエイリアスを作成する。 |
| commandキーを押しながらNキー | Finderの新しいウインドウを開く。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらNキー | 新しいスマートフォルダを作成する。 |
| commandキーを押しながらTキー | 現在のFinderウインドウでタブが1つ開いているときに、タブバーの表示と非表示を切り替える。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらTキー | 現在のFinderウインドウでタブが1つ開いているときに、ツールバーの表示と非表示を切り替える。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらVキー | クリップボードに配置したファイルを元の場所から現在の場所に移動する。 |
| commandキーを押しながらYキー | クイックルックを使って、選択したファイルをプレビューする。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらYキー | 選択したファイルのクイックルックスライドショーを表示する。 |
| commandキーを押しながら1キー | Finderウインドウの項目をアイコン形式で表示する。 |
| commandキーを押しながら2キー | Finderウインドウの項目をリスト形式で表示する。 |
| commandキーを押しながら3キー | Finderウインドウの項目をカラム形式で表示する。 |
| commandキーを押しながら4キー | Finderウインドウの項目をギャラリー表示する。 |
| commandキーを押しながら左角かっこキー | 前のフォルダに移動する。 |
| commandキーを押しながら右角かっこキー | 次のフォルダに移動する。 |
| commandキーを押しながら上矢印キー | 現在のフォルダを内包するフォルダを開く。 |
| controlとcommandキーを押しながら上矢印キー | 現在のフォルダを内包するフォルダを新規ウインドウで開く。 |
| commandキーを押しながら下矢印キー | 選択した項目を開く。 |
| 右矢印キー | リスト表示のときに選択したフォルダを開く。 |
| 左矢印キー | リスト表示のときに選択したフォルダを閉じる。 |
| commandキーを押しながらdeleteキー | 選択した項目をゴミ箱に移動する。 |
| shiftキーとcommandキーを押しながらdeleteキー | ゴミ箱を空にする。 |
| optionキーとshiftキーとcommandキーを押しながらdeleteキー | 確認ダイアログを表示せずにゴミ箱を空にする。 |
| optionキーを押しながら輝度を上げるキー | ディスプレイ設定を開く。 |
| controlキーを押しながら輝度を上げるキー | 外付けディスプレイの明るさを調節する。 |
| controlキーを押しながら輝度を下げるキー | |
| optionキーとshiftキーを押しながら輝度を上げるキー | ディスプレイの明るさを細かく調節する。 |
| optionキーとshiftキーを押しながら輝度を下げるキー | |
| optionキーを押しながらMissionControlキー | Mission Control設定を開く。 |
| commandキーを押しながらMissionControlキー | デスクトップを表示する。 |
| fnキーを押しながらHキー | |
| fnキーを押しながらF11キー | |
| controlを押しながら上矢印キー | Mission Controlを開く。 |
| controlを押しながら下矢印キー | 最前面のアプリのウインドウをすべて表示する。 |
| optionを押しながら音量を上げるキー | サウンド設定を開く |
| optionキーとshiftを押しながら音量を上げるキー | 音量を細かく調節する。 |
| optionキーとshiftを押しながら音量を下げるキー | |
| optionキーを押しながらキーボードの明るさを上げるキー | キーボード設定を開く。 |
| optionキーとshiftキーを押しながらキーボードの明るさを上げるキー | キーボードの明るさを細かく調節する。 |
| optionキーを押しながらキーボードの明るさを下げるキー | |
| optionキーを押しながらダブルクリック | 項目を別のウインドウで開き、元のウインドウを閉じる。 |
| commandキーを押しながらダブルクリック | フォルダを別のタブまたはウインドウで開く。 |
| commandキーを押しながら別のボリュームにドラッグ | ドラッグした項目を別ボリュームに移動する。 |
| optionキーを押しながらドラッグ | ドラッグした項目をコピーする。 |
| optionキーとcommandキーを押しながらドラッグ | ドラッグした項目のエイリアスを作成する。 |
| optionキーを押しながら詳細表示三角形をクリック | 選択したフォルダ内のすべてのフォルダを開く。 |
| commandキーを押しながらウインドウのタイトルをクリック | 現在のフォルダを内包するフォルダを表示する。 |
| commandまたはshiftを押したまま項目を選択 | Finderで複数の項目を選択する。 |
| fnキーを押しながらAキー | Dockの表示と非表示を切り替える。 |
| fnキーを押しながらCキー | コントロールセンターの表示と非表示を切り替える。 |
| fnキーを押しながらDキー | 音声入力を開始と停止を切り替える。 |
| fnキーを押しながらNキー | 通知センターの表示と非表示を切り替える。 |
| fnキーを押しながらshiftキーを押しながらAキー | Launchpadの表示と非表示を切り替える。 |
| fnキーを押しながらfnキー | 文字ビューアを表示する。 |
| commandキーを押しながらcommandキーを2回押す。 | Siriのタイプ入力の開始と終了を切り替える。 |
ターミナルで隠しファイルの表示を切り替える方法
ターミナルでFinderの隠しファイルを表示するには、defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUEと入力してください。反対にFinderの隠しファイルを非表示にするには、defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSEと入力しましょう。ただし、コマンドを実行したらFinderを一度再起動しないと隠しファイルの表示と非表示が切り替わらないので注意してください。
まとめ
Finderの隠しファイルはショートカットキーで切り替えるか、ターミナルコマンドで切り替える方法がおすすめです。特にFinderのショートカットキーは、ターミナルのように難しいコマンドを覚えなくても隠しファイル含めいろんなファイルやメニューの表示と非表示を切り替えられる利点があります。対してターミナルはなんらかの理由でFinderがフリーズしたときにコマンド入力するだけで隠しファイルの表示を切り替えられる利点があります。



