巣ごもり生活が長引いたことと、AIビジネスが台頭してきた影響で、プログラミングの資格がより注目されるようになりました。しかし、プログラミングの資格は沢山あるので初心者はどれを取得すればいいのか分からないですよね。そこでこの記事ではプログラミングのおすすめ資格を紹介しています。難易度も紹介しているので、プログラミングに馴染みのない人でもまずは手頃な資格の勉強から初めてみてはいかがでしょうか。
プログラミングの資格おすすめ一覧表
プログラミング 初心者 何から始めたら良いか分からない人は、以下に紹介するプログラミングの資格を習得してみてください。これらの資格選考基準は、プログラミングのコードに数式が含まれているものが多いタイプです。プログラミング言語の中には、英語のような命令文がありますが、初心者だとこれを覚えるのに苦戦する傾向にあります。しかし、数式であれば覚えやすい上にプログラミングが分からなくても何をやろうとしているのか検討がつくので勉強もしやすいという利点があります。各資格の詳細情報やどういったところが初心者が受けるメリットなどは次の各見出しをご覧ください。
| プログラム言語の名前 | 資格の名前 |
| PHP | PHP8技術者認定初級試験 |
| HTML | html5プロフェッショナル認定資格レベル1 |
| Java | Oracle認定Javaプログラマ |
| Javaプログラミング能力認定試験 | |
| Python | Python3エンジニア認定基礎試験 |
PHP8技術者認定初級試験の詳細情報
プログラミング資格のPHP8技術者認定初級試験は、PHPの基本的なことを学べるメリットがあります。PHPはWEBサイトを制作するときによく使われている言語なので、自分で作りたいWEBサイトを決めて、それに合わせて勉強範囲を決める方法がおすすめです。また、公式の教科書もPHPを使ったときの実例を踏まえて紹介しているので初心者向きではありつつも、かなり実践に近い形で勉強できます。なお、準上級試験と上級試験もありますが、プログラミングの資格の中でも合格率の低いことで有名なので、あまりおすすめはできません。
| 受験料金 | 12000円 |
| 試験会場 | 全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
| 試験日 | 年中実施 |
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | 40 |
| 出題形式 | 選択式 |
| 合格ライン | 7割以上正解 |
| おすすめの教材 | 独習PHP 第4版(翔泳社) |
| 教材の値段 | 3760円 |
html5プロフェッショナル認定資格レベル1とは
html5プロフェッショナル認定資格レベル1は、HTMLやCSSの基本的な書式を理解できるプログラミング初心者向けの資格です。この資格を強くおすすめする理由は、APIの基本的な使い方まで試験に出てくるからです。実はAPIを理解しておくと、クレジットカードなどの決済サービスを使うECサイトの運営に携われるので、できる仕事の幅がかなり広くなります。
| 受験料金 | 16500円 |
| 試験会場 | 全国各地の試験会場かオンライン受験 |
| 試験日 | 予約制 |
| 試験時間 | 90分 |
| 問題数 | 40問から45問 |
| 出題形式 | 選択式 |
| 合格ライン | 7割以上正解 |
| おすすめの教材 | HTML教科書HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1スピードマスター問題集Ver2.5対応 |
| 教材の値段 | 3300円 |
Oracle認定Javaプログラマについて
Oracle認定Javaプログラマがプログラミング初心者向けの資格としておすすめする理由は、公式に無償試験対策セミナーを開催しているからです。100人の人数制限はありますが、対策セミナーは毎月行われている上に、オンラインで参加できる利点があります。また、Javaを理解するとアプリケーション開発ができるようになり、WEBサイト制作も複雑な仕組みのものを作れるようになります。そのため、Javaはプログラミングの仕事をする上で必須とも言われています。制御構文もPHPの仕様と若干似ている傾向にあるので、PHPを理解できる人はプログラミングでより多くのことが出来るようになるためにJavaを勉強するのがおすすめです。
| 受験料金 | 14630円 |
| 試験会場 | ピアソンVUE社テストセンター |
| 試験日 | 予約制 |
| 試験時間 | 65分 |
| 問題数 | 60問 |
| 出題形式 | 選択式 |
| 合格ライン | 6割以上正解 |
| おすすめの教材 | オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE |
| 教材の値段 | 3520円 |
Javaプログラミング能力認定試験3級
Javaプログラミング能力認定試験3級を初心者向け資格としておすすめするのは、試験で演算子に関する問題が出題されるからです。演算子とはプログラムに代入された値をどのように計算させるか決めるプログラムコードです。演算子が理解できれば、プログラムが何をしようとしているものなのか理解することができるため、プログラミングが面白くなるはずです。さらにJavaで使えるデータ型も理解できれば、データの受け渡しというプログラムの基本が分かるようになります。
| 受験料金 | 5400円 |
| 試験会場 | リモートWebテスト |
| 試験日 | 予約制 |
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | テーマ別大問6問 |
| 出題形式 | 多肢選択式 |
| 合格ライン | 6割以上正解 |
| おすすめの教材 | スッキリわかるJava入門第4版 |
| 教材の値段 | 2970円 |
Python3エンジニア認定基礎試験とは
Python3エンジニア認定基礎試験は、フレームワークの第一歩としておすすめしたいプログラミングの資格試験です。フレームワークとは、決められたプログラムパッケージをパズルのように組み合わせて使う方法のことです。つまり、理解できればプログラムコードをほとんど入力することなくアプリケーションやWEBサイト開発ができるんです。しかもAI開発にはこのPython3のフレームワークが使われているので、最先端のAI開発に携わりたいなら習得を強くおすすめします。ちなみにGoogleがAI開発のために作ったTensorFlowも基礎的な部分はPython3です。
| 受験料金 | 10000円 |
| 試験会場 | 全国各地 |
| 試験日 | 試験会場によって違いあり |
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | 40問 |
| 出題形式 | コンピュータを使った受験方式 |
| 合格ライン | 7割以上正解 |
| おすすめの教材 | Pythonエンジニア育成推進協会監修Python実践レシピ |
| 教材の値段 | 2970円 |
まとめ
プログラミングの資格試験を受けるときは、簡単な演算子や数式が含まれているプログラムの試験にしてください。プログラムコードが分からなくても数式を見ることで、何ができるのかが分かるため、プログラムに慣れる速度は全然違います。特にこの記事で紹介したプログラミングの資格試験は、公式でセミナーを開催したり教材を低価格で提供したりしているので勉強に入るまでの敷居がすごく低いです。また、受験費用や教材費用もそれほど高くないので、プログラミングに興味がある方はぜひ勉強してみてください。



