パソコンに新しいゲームやアプリケーションをインストールしたら、なぜか動作が重くて中には起動すらしないものがあるなんて経験のある人はいませんか?実はパソコンで動かすアプリケーションやゲームには、快適に動作するための要求スペックという目安があり、それを満たしていないと正しくソフトが動かない可能性が高くなります。しかし、パソコン初心者には自身のパソコンのスペックがどの程度か把握している人も少なく、中にはスペックの確認方法すら知らない人もいます。そこで、この記事ではパソコンのスペックを確認する方法を紹介しています。パソコンにはパーツ毎にスペックが存在するため、パソコンパーツの専門用語が分からない人にも分かりやすく解説しています。
【Windows版】パソコンのスペックを確認する方法とは
Windowsパソコンのスペックを確認するには、画面左隅にあるスタートメニューと呼ばれる四角いアイコンをクリックします。すると開かれたメニューの左端にいくつかアイコンが並んでいるはずなので、その中から歯車のようなアイコンをクリックします。クリックするとアプリケーションが起動され、アプリケーション画面の左側にディスプレイやサウンドなどと書かれたタブが表示されているはずです。その中から詳細情報というタブをクリックしましょう。アプリケーションの画面右側にプロセッサやデバイス名と表示されているので、これらが自分のパソコンのスペックとなります。
【MAC版】パソコンのスペック確認方法と紹介
MACパソコンのスペックを確認するには、アップルメニューからシステム設定という項目をクリックします。次にサイドバーで一般を選択し、表示されたメニューの中から情報をクリックするとパソコンのスペックが確認できます。さらにアップルメニューからこのMACについてというメニューを開き、ストレージを選択すると、パソコンにアプリケーションやゲームを保存しておける容量の大きさが確認できます。なお、APPLEではこれらシステム情報をサポートデスクに提出することで、トラブル解決方法をすぐに提示してもらえる利点もあるので、パソコンスペックの確認方法は必ず覚えておきましょう。
パソコンの各パーツのスペックの意味とは
パソコンのスペックを確認すると、何やらプロセッサやメモリーなど見慣れない言葉があると思うので、ここではそれらの意味を紹介しましょう。まずプロセッサとは、パソコンに搭載されているCPUのスペックのことで、高いスペックのCPUを搭載しているとアプリケーションやゲームの起動が早くなります。2024年現在のCPUは、Intel(R)Core(TM)やRyzenの後に書かれた数字が多いほうがスペックが高いと覚えておくと分かりやすいです。そしてメモリーとは、パソコンで起動しているゲームやアプリケーションの情報を格納しておくパーツのことです。そのためスペックを確認して、容量が大きければより沢山のアプリケーションやゲームを起動できるようになると覚えておきましょう。なお、2024年現在は容量が8GB以上あれば困ることはないと言われています。
【Windows版】パソコンの内部ストレージのスペックを確認しよう
パソコンの内部ストレージのスペックを確認するには、デスクトップに表示されているマイコンピューターをクリックしファイルエクスプローラーを起動します。エクスプローラーを起動したら左側のメニューからCドライブを選択し、右クリックして表示されたメニューからプロパティをクリックします。すると表示されたメニューの真ん中あたりに容量と書かれているので、その右に表示された数字を見てください。それが内部ストレージの容量で、この容量が少ないとアプリケーションやゲームをパソコンにインストールできなくなったり、画像や動画をパソコン内部に保存しておけなくなります。なお、内部ストレージの容量が無くなったときは、外付けハードディスクと呼ばれるもので容量を追加することもできるので覚えておきましょう。
まとめ
パソコンのスペックを確認できれば、ゲームやアプリケーションが自身のパソコンで動作するかどうかを事前に確認することができます。また、その内容をパソコンのサポートセンターに報告すれば、現在自分のパソコンでどのような問題が起きているのかをスタッフがすぐに確認できるかもしれません。そのため、パソコンスペックの確認方法は必ず覚えておきましょう。