【意外な事実】ドンキPCは本当にやばいのかを考察してみた

激安の殿堂として有名なドンキホーテからノートパソコンが発売されて、いろんな意味で話題を提供してくれています。

巷の噂では、「限界価格・限界性能のノートパソコン」「ただの電気が流れるゴミ」など様々な噂が飛び交うぐらいには話題を呼んだノートパソコンです。

総じて言えば、ドンキPCはやばい(いろんな意味で)という事になっていますが、本当の所はどうなのか、分かる範囲で調べてみましたので興味がある人は続きを読んでください。

今回の記事でわかること

  • ドンキPCは本当にやばいのか?
  • ドンキPCは何故安いのか?
目次

そもそもドンキPCとは何なのか

ドンキPCとはその名の通り、ドンキホーテブランドで発売しているパソコンの事を言います。

無論、製造は中国のメーカーの工場に依頼していると思われ、中国のメーカー(恵安というぼんやり聞いた事があるくらい)に製造を一任してそれを輸入している感じだと思います。

どんなからくりで、こうした激安価格を実現しているかは謎ですが、推測すると以下の通りです。

  1. OSのライセンス料(機能制限があるWindows10 HOME Sモード)が抑えられている
  2. 値段を決定した上でスペックを決めている
  3. 改良が繰り返されても値段は据え置き

1に関しては、機能制限モードのOSもあるにはあって、一部のアプリしか使えないものの価格が抑えられたり、セキュリティが向上したり、動作が快適になるなどのメリットもあります。

2と3に関しては、製造元というより、企画を立ち上げたドン・キホーテ側の企業努力の賜物でここに関しては、素直に称賛されるべき点でしょう。

ドンキPCと一口に言っても、スタンダードなノートパソコンタイプ、タブレットとしても使える小型PC、液晶一体型デスクトップPCなどが用意されており、意外にラインナップは幅が広いです。

本当にドンキPCはやばいのか

ドンキPCがやばいと言われる理由は主に以下の通りです。

  • スペックがとてつもなく低い
  • キーボード配列が特殊過ぎる
  • とんでもない初期不良がある可能性がある

大まかに言うと上記の3つではないでしょうか。

ドンキPCはとてつもなくスペックが低い?

ドンキPCの代表的存在のMUGAストイックPCシリーズを例に取ると、現行で売っているMUGAストイックPC4のスペックは以下の通りです。

CPU : Intel Celeron N4120 (Gemini Lake Refresh)
■プロセッサスピード : 1.10GHz/最大2.60GHz
■グラフィックス性能 : Intel HD Graphics 600
■無線LAN(Wi-Fi) : IEEE802.11 a/b/g/n/ac
■通信 : Bluetooth 5.1
■OS : Windows 10 Pro 64bit
■システムメモリ : LPDDR4 4GB(増設・変更不可)
■ストレージ : eMMC 64GB
■インターフェイス :
USB3.0×2、
USB3.0 Type-C×1
(USB Power Delivery,DisplayPort Alternate Mode対応)
Mini HDMI×1
SATA3 M.2 SSD(B Key Type 2280)スロット×1(最大1TBまで) 
microSD スロット×1(最大 128GBまで)
3.5mmヘッドセットジャック×1
■ディスプレイ : 14インチ IPS液晶 1,920×1,080ドット
■カメラ:200万画素(インカメラ)

https://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=3216

こうしてみると、意外と悪くないんではと思わないでも無いですが、よくみるとストレージがSSDとHDDの中間くらいの位置づけ(一応SSDの一種ではある)eMMC 64GBで、ノートパソコンとしてはあまりにも心もとないです。

さらにメモリも4GB(増設不可)で、Windows 10が動かせるギリギリの容量で、少しウェブブラウザで複数のサイトを見ると重くなるくらいです。

決定的なのは、CPUで低性能と評判のCeleronという構成です。

ただ、ディスプレイは低価格にもかかわらず、14インチの視野角の広いIPS液晶で、解像度も1920×1080ドットとなっているのはポイントが高いかなと思います。

正直、新品でこの性能のノートパソコンが売られていたら、全力で喧嘩を売ってるなと思ってしまいます。

価格は、発売当時の希望小売価格は3万2780円で、今ではヤフオクなどのフリマサイトで未使用が2万円5000円くらいで売っています。

このスペックと価格をどう見るかは意見が分かれるかもしれませんが、少なくともメインや仕事で使うノートパソコンとしては絶対に無いと言えます。

逆にサブPCとして、使うのであれば一考の余地はあるかなという感じです。

ドンキPCはキーボード配列が特殊&Windowsのライセンス通ってない疑惑

ドンキPCはキーボード配列が特殊な事で有名です。

超小型PCのNANOTE NEXTはかなりキーボード配列が特殊です。

このツイートを見る限り、かなり特殊なキー配列過ぎて何処から突っ込んで良いのかわかりませんが、交換前のキーボードは左矢印キーがCtrlキーがになっている、なんともファンタスティックなキーボードになっております。

さらに驚くべき事に、Windowsのライセンスが認証されずに手こずる事があったそうで、エラーで失敗するというおまけ付きです。

新品でノートパソコンを買って、Windowsのライセンスが通らないとは、何かの冗談ではと思ってしまいます。

ここまであると、次に何があっても驚きはしませんが、一体どういう品質管理になってるのか逆に気になってしまいます。

ネットサーフィンでCPU使用率100%到達

一体型タイプのドンキPCで、YouTube見ている状態でCPU使用率がマックスになるようです。

現在市販されている一体型パソコンで、YouTube見ているだけでCPU使用率が100%になるなど聞いたことが無いですが、スペックを見ると納得しました。

CPU:AMD A4-7210
■グラフィックス性能:AMD Radeon R3 Graphics
■LAN:1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T対応
■無線LAN(Wi-Fi):IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
■通信:Bluetooth 4.2
■取得規格:技術適合・PSE
■OS:Windows10 Home 64bit(工場出荷時はSモード)
■システムメモリ:DDR3 4GB(増設・変更不可)
■ストレージ:eMMC 64GB(増設可)
■ディスプレイ:21.5インチ、非光沢 IPS液晶、解像度1,920×1,080ドット(フルHD)

さっき紹介したノートパソコンと違うのは、CPUとディスプレイくらいでそれ以外は大きく違いが無く、ただ画面が大きくなった一体型パソコンという感じです。

CPUも今どきあまり聞かない、発売されたのが2015年(8年前)AMD A4-7210となっており、これでメモリが4GBだったら、YouTube動画見てCPU使用率がマックスに達するのも分かる気がします。

ドンキPCは本当にやばいのか

今まで散々ドンキPCのヤバさを散々伝えて来ましたが、先程紹介したノートパソコンのMUGAストイックPC4に新モデルとなるMUGAストイックPC5が発表されました。

値段は昨今の物価高騰もあってか、約1万円上がって4万3780円となっていますが、スペックも大幅アップしています。

MUGAストイックPC4MUGAストイックPC5
OSWindows 10 ProWindows 11 Home
CPUIntel Celeron N4120Intel N100
メモリLPDDR4 4GBLPDDR5 8GB
ストレージeMMC 64GB256GB SSD
通信機能IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2

スペックだけを見れば、だいぶまともになっている感じがします。

特にCPUのIntel N100はベンチマークソフトでは、5578となっており、第10世代のインテル Core i3-1005G1の5148よりも高い数値となっており、あくまでもベンチマーク上では、下手な中古ノートパソコンを買うぐらいならこちらの方が良いくらいです。

メモリやストレージ、ディスプレイも14.1インチ液晶(1920×1080ドット)で、新品で売られている他のノートパソコン並みになっており、これらのスペックであれば、Windows11もそこそこ快適に動くはずです。

正直、ゲームや動画・画像編集をせずに、ウェブブラウザやブログを書いたり、オフィスソフトを動かすくらいであれば充分なスペックです。

こうしてみると、2017年12月初代が登場したMUGAストイックPCも正常進化し、ドンキPCも本気出して来たなという感じがします。

これで、価格が4万3780円なら普通に買いのノートパソコンじゃないかと個人的には思います。

発売は、2023年の12月中旬を予定しているそうで、店頭では実機も展示されているらしいので、興味がある人は見てみてはどうでしょうか。

そう考えると、ドンキPCも一概にやばいとは言えない(不具合等が無ければ)のなというのが私個人の結論です。

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